じじぃの「人類は小型化する?本当はどうなんだろう」

E.T. Theme Song 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=O15x-B8PgeE
Close Encounters of the Third Kind 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=yoyPu95yCxw&feature=related
 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
脳は、動物の頭部にある、神経系の中枢。狭義には脊椎動物のものを指すが、より広義には無脊椎動物の頭部神経節をも含む。脊髄とともに中枢神経系をなし、感情・思考・生命維持その他神経活動の中心的、指導的な役割を担う。
【機能】
脳が、あるいは大脳が大きいほうが頭がいいという俗説がある。これはヒトの大脳が類人猿の大脳よりも大きいこと、高齢者の脳が加齢に伴って萎縮すること、アルツハイマー病などの疾患では病変部が著しく萎縮することなどにも助長されていよう。しかし脳の重さは(特に人の間で)知能の指標とはならないとされる。夏目漱石アルベルト・アインシュタインの脳は彼らの死後も保存されているが、その重さを量ってみても正常の範囲を出ない。またクジラやゾウは、ヒトより重い脳を持つ。
【質量・容積】
まず観察される点として、男性の脳は女性よりも大きく重い。出生時は性別による有意差は無く、男女ともに370〜400グラムである。成人では、男性は1350〜1500グラム、女性では1200〜1250グラムであり、これは体重の約2%にあたる。なお、性差・人種差を除外した同質な人類集団の中では脳の大きさは知能指数相関係数0.4程度の相関があることが知られる。哺乳類では脳容積と体容積がおおむね対数比例する。人間も同じように、単に男性のほうが体が大きいので脳も大きい、と説明する学者もいる。

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『知らないと損する先端技術の大常識』 軽部征夫/著 日刊工業新聞社 2001年発行
人類は小型化する? (一部抜粋しています)
経済予測調査に面白い指摘があります。「小さいほどすばらしいとの意識改革が進み、徐々に人類の大きさは小型化していき、食糧・人口問題は解決する」というのです。
『E・T』や『未知との遭遇』といったスティーブン・スピルバーグの映画では、登場する宇宙人が、地球人よりずっと小型に描かれています。多分これは、地球にやって来られるほどの科学力をもった高等生物ならば、人類より進化した形をしているに違いないと考えてイメージされたのだと思います。
なぜ、「小型」なことが「進化」につながるか−−至近な例では、アメリカ人と日本人を比べてみると面白いことがわかります。アメリカ人の平均摂取カロリーは3757キロカロリー、それに対して日本人の平均は2874キロカロリーです。900キロカロリーも違うのに、日常生活や学問の面で日本人は決してアメリカ人に負けていません。乱暴な見方をすれば、省資源。省エネルギーで生命活動を維持できる日本人のほうが生命体としては進化しているといえないこともないわけです。
やがて家庭にもロボットがやってくる時代になります。その頃には、肉体を使う労働の多くをロボットが行うようになるでしょう。すると、ヒトには重い物を持ち上げるような筋肉は必要なくなります。
安静にしている状態で必要なエネルギー代謝量を基礎代謝量といいます。その基礎代謝量の20〜24%が脳で使われています。ということは、何もしない状態で、体の中の4分の1ぐらいのエネルギーが野う出使われていることになります。
成人の脳の重さは1400グラム程度。体重に占める割合は約2.5%にすぎません。たった2.5%にすぎないパーツが4分の1のエネルギーを消費するのですから、いかに脳が大量のエネルギーを必要とする臓器かがわかります。
脳へのエネルギー供給量を抑えることはできませんが、筋肉を使わなくなれば、それだけ必要なエネルギーは軽減されます。肉体が小型化されれば、もっと省エネルギーが進み、効率のいい生命体になります。そうした家庭の積み重ねが生み出したのが、「頭が大きくて、きゃしゃな肉体をもった宇宙人像」です。
ヒトも数百年、あるいは数千年かけて自然に小型化へと進化を遂げることは十分に考えられます。ではなぜ、21世紀の予測として取りあげられたのかというと、やはり、食糧問題を抜きにして語ることはできません。
ヒトが小型化して、もし1500カロリー程度で支障なく日常生活を楽しめるようになれば、それだけ多くの人口を地球が養えるからです。自然の進化を待つのではなく、急激な進化(この場合、進化と呼ぶのが適切かどうかは疑問ですが)を遂げようとすれば、人工的な操作−−成長ホルモンの放出を抑制するなどといった生殖細胞の遺伝子操作しか考えられません。生殖細胞に対する遺伝子操作は簡単に認められるものではありません。しかし、多くの人が飢餓に直面し、バタバタと倒れていくといった将来像が現実のものとなったとき、それを回避するための全世界が合意の上で遺伝子操作を認めることまで否定できるものではないと思うのです。
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遺伝子操作の問題はさておき、21世紀を生きる私たちにとって、「小さいことこそ、進化した生命体。小さいことこそ、すばらしい」といった文字通りの意識改革を図っていくことは大切なことのように思えます。美的コンセンサスが変われば、社会も無理なく方向転換することが可能になるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『知らないと損する先端技術の大常識』という本に「人類は小型化する?」が載っている。
確かに、『E・T』や『未知との遭遇』のスピルバーグの映画に登場する宇宙人は、地球人より小さい。スピルバーグがあのような小さな宇宙人を映画に登場させたのは意味があるのだろうか。
ネットで有名人の身長を調べてみた。
ガガーリンの身長は158センチ。ダスティン・ホフマンの身長は163センチ。チャップリンの身長は162センチ。ベートーヴェンの身長は167センチ。カントの身長は157センチ。ナポレオンの身長は167センチだった。
「人類小型化計画」というのがあるのか知らないが、今後、遺伝子操作による人類の小型化というのがありえるのかもしれない。
「小さいことこそ、進化した生命体。小さいことこそ、すばらしい」
人類が小型化することで、食糧問題・人口問題・住宅問題・ゴミ問題が解消されるのだ。
本当かしら。