じじぃの「ちょっとインドネシア」考

親日国 インドネシア独立記念パレード 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=p_TEHz5yV98
外務省: インドネシア共和国
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/data.html
インドネシア Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=5pQGTfjCAsKxrAflmICRDw&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=5&ved=0CEQQsAQwBA
NHKスペシャル 「灼熱アジア 第3回 インドネシア 巨大イスラム市場をねらえ」 2010年11月13日
インドネシアは、「黄金の成長期」と呼ばれる繁栄を謳歌している。
その原動力となっているのが、貧困から抜け出した8千万人という巨大な中間層の購買力である。これまでインドネシアに関心を示さなかった外資も今、インドネシアの振りまく富の匂いに群がっている。特に大きく舵を切っているのが日本企業である。
日本のメガバンクはこれまで、進出してきた日本企業相手に融資をしていればビジネスは安泰だったが、ここに来て地元企業へ融資が急増している。また大手商社はバイクメーカーと手を組み、インドネシア全土でオートバイローンを展開、庶民に深く食い込み、成功を収めている。
世界最大のイスラム教徒を抱えるインドネシア。全くの異文化に飛び込んだ日本企業はどんな闘いを繰り広げているのか、完全密着する。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/101113.html
『Voice』 1月号 グローバル経済のアイロニー 経営コンサルタント 大前研一
「日本好き」インドネシアと手を握れ (一部抜粋しています)
さて、次にここで俎上に載っている「新興国」の発展を個別・具体的にみていこう。まずはASEAN
タイはもっか政情不安だが、これが経済にとっては逆に大チャンスとなっている。パーツも人件費も上がらないため、輸出競争力が中国よりも高くなってきている。中国沿岸部の人件費が2009年になって高騰し、元高もあって1ヵ月3万〜4万円程度になっている。これに対してタイはいまだ2万円程度。あまり声高にはいえないが、カンボジアラオスミャンマーなどから出稼ぎにくる人たちに至っては、2万円以下で雇うこともできる。
しかもタイは、熟練工のヌン体力が秀でている。日本国内でしか不可能といわれていた高級カメラの製造も行えるほどで、ニコンの上位機種はほとんどタイ製だ。タイに長期にわたって投資してきた日本にとって、まさに「隠れ兵器」のような存在である。いま自動車などに関してはほとんどの部品が現地で揃うので、日本にとっては貴重な生産基地となっている。なかには日産マーチのように、タイでつくって日本に輸入し、100万円を切る価格を設定できるような事例も出てきている。
さらに競争力があるのがインドネシア。2億3000万人の人口を抱え、中国よりも人件費が安い。しかも好ましいのは、「好きな国」を聞かれたとき75%が「日本」と答えるほど国民が「日本好き」であることだ。2位がアメリカの30%だから、まさに断トツである。第二次大戦のなかでオランダからの独立を加速させたことや、戦後いち早くODAを行い、日本企業が進出して雇用をつくったことなどが、その背景にあるという。
かっては部族だけで500、島嶼(とうしょ)が1万8000もあるインドネシアは統治不能といわれていた。しかし、現在2期目を迎えるユドヨノ大統領の下で大発展を遂げ、覇権を求めないアジアの盟主になりつつある。すでに成功している日本企業も数多い。ホンダ、三菱自動車ヤマハユニチャーム、マンダムの調髪料も売れている。大塚のポカリスエットは当初ラマダン明けにターゲットを絞ったのが成功し、いまでは国民的飲料といわれるほど普及している。
そのような大国インドネシアはまた、世界最大のイスラム国家であることを押さえておく必要がある。ブッシュ前大統領がテロとの戦いでアラブとイスラムを混同して使ったとき、インドネシアがいち早く不快感を表わした勇気は記憶に新しい。テロをときどき引き起こしていたジャマ・イスラミアなどの過激派の動きも最近は少なく、経済発展とともに原理主義者たちも穏健になっている。このような国と仲良くすることは日本のみならず、世界各国にとって共通の利益になる。そういう意味でも、「テロとの戦いイスラエルへのサービス=イスラムとの戦い」を続けるアメリカの出口なき政策の過ちを感じざるをえない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
12/6、再放送だったがNHK灼熱アジア 第3回 インドネシア 巨大イスラム市場をねらえ」を観た。
インドネシアではイスラム国特有の習慣や、地方ごとに異なる法律などで日本企業が進出するためのハードルは結構高いのだという。
しかし、インドネシアに日本のオートバイ、ヤマハやホンダが街中に溢れている映像が流れていた。
インドネシアは大変な親日国なんだそうだ。2005年の米メリーランドと英のBBCの調査で世界一の親日国家はインドネシアだった。
日本が太平洋戦争に突入したとき、東南アジアに日本軍が侵入して行った。インドネシアには台湾を統治したときと同じような軍政を敷いた。日本は将来のインドネシア独立を見越して、インドネシア人の若者からなる祖国独立義勇軍(PETA)を組織し、日本軍式の軍事教練を施した。このPETAが、独立戦争の中心戦力となり、後のインドネシア国軍の母体となった。
だから、インドネシアには日本に対して、台湾人の親日と同じような感情があるのだそうだ。
インドネシアをネットで調べてみた。
面積:約189万平方キロメートル(日本の約5倍)
人口:約2.31億人(2009年政府推計)
首都:ジャカルタ(人口922万人:2009年政府推計)
民族:大半がマレ-系(ジャワ、スンダ等27種族に大別)
言語:インドネシア語
宗教:イスラム教88.6%、キリスト教8.9%(プロテスタント5.8%、カトリック3.1%)、ヒンズー教1.7%
経済成長率(実質):4.5%(2009年)
インドネシアは天然資源に恵まれ、金、スズ、石油、石炭、天然ガス、銅、ニッケルの採掘量が多い。日本は天然ガスから作るLNGインドネシアから最も輸入している。
日本からのODAは、対インドネシアが一番多く、ODA全体の約10%を占めている。
インドネシアG20メンバーの一員である。
チャイナリスク」というのがある。
中国には尖閣列島問題があり、中国沿岸部での賃金の上昇、反日とあまりいいことがない。
インドネシアはこれから大きく伸びる国なのだ。
企業の皆さん、中国からインドネシアにシフトしてみたら。少し仕事をするには暑いかもしれないが。