坂本龍馬 SAKAMOTO RYOMA 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ZqiMZawJSaY
写真で見る龍馬伝 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=qwrfoEJaaGg&feature=related
龍馬の生まれたまち記念館
http://www.kojyanto.net/kochi_inf/kanko/umaretamati/index.htm
田中良助邸・墓 柴巻八畳岩・坂本山 - 高知県立坂本龍馬記念館
http://www.ryoma-kinenkan.jp/study/place/post-21.php
八畳岩から八木方面を望む 画像
http://awl-web.com/wp/wp-content/uploads/2010/04/2010_04_21_matukasayama-029.jpg
シリーズ 未来をつくる君たちへ〜渡邉美樹が語る「坂本龍馬」〜 2010年11月23日 NHK
【出演】渡邉美樹 【朗読】浜畑賢吉 【語り】桑島法子
司馬遼太郎作品に登場する歴史上の人物から「生きるヒント」を学ぶシリーズ。3回目は小説「竜馬がゆく」に登場する坂本龍馬を取り上げる。幕末の高知・土佐藩に生まれ、海と船が大好きだった龍馬は、やがて世界に目を開き、“古い日本を変えよう”と激動の時代を駆け抜けた。龍馬が、わずか33年の生涯で歴史に名を残したのは「自分の好きなことを追い求めたから」と考える企業経営者・渡邉美樹さんが、高知の中学生と語り合う。
http://www.nhk.or.jp/japan/pjyotei/prg_101123_4.html
どうでもいい、じじぃの日記。
11/23、NHK 「シリーズ 未来をつくる君たちへ〜渡邉美樹が語る『坂本龍馬』〜」を観た。
大体、こんな内容だった。 (手抜きしている)
今日、登場するのは司馬さんが『竜馬がゆく』に書かれた坂本龍馬。幕末・土佐藩に生まれ、海と船が大好きだった龍馬はやがて世界に目を開き、古い日本を変えようと激動の時代を駆け抜けます。
企業経営者の渡邉美樹さんが先生です。
「龍馬がそうだったように、好きなことを追っかけていこう」
龍馬が歴史に名を残したのは自分の好きなことを追い求めたからだと言います。
龍馬の生き方を巡って、渡邉さんと高知の中学生たちと語り合います。
渡邉さん、「高校生の時に初めて読んだ『竜馬がゆく』に大きな感銘を受け、生涯の愛読書にしてきました」
高知市上町。坂本龍馬はここで生まれました。龍馬誕生の地にほど近い高知市城西中学校1〜3年まで14人の生徒が渡邉さんを待っています。
【対話1日目】
渡邉さん、「龍馬ってどんな人?」
生徒1、「自分のことより他人のことを優先して頑張っていた人」
渡邉さん、「龍馬って、人のことを優先したか? あの人。どこ、優先した」
生徒1、「薩摩と長州を引っ付けようと、自分が狙われているのに頑張って仕事をしているので、すごいと思います」
渡邉さん、「よく知っているね。僕はね。司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』を読んで、ああすごい人がいたなあ。高知にこんなすごい人がいたんだ。こういう若者たちによって、今があるんだなという感じですね」
龍馬の遠くを見つめるような写真が映像に出てきた。
竜馬だけが、型破りである。
この型は、幕末維新に生きた幾千人の志士たちのなかで、一人も類型を見ない。
日本史が坂本竜馬を持ったことは、それ自体が奇蹟であった。
江戸時代土佐藩では同じ武士でも「上士」と「下士」の見分に分かれていました。くやしい思いをしたことでしょう。しかし子供のころから好きなものがありました。海と船です。いつか広い海に乗り出し、自由に駈け廻りたいと思っていました。
竜馬はなによりも海が好きであった。
海の仕事がやれるためには統一国家をつくらねばならなかった。
表現を面白くしていえば、この無位無官の青年は、自分の海好きの志望を遂げるために国家まで改変してしまったといえる。
渡邉さん、「この間、『竜馬がゆく』を読み返してみたが、人のためにやっているんじゃないということが分かってきた。龍馬ってたぶん、海が好きで、船が好きで、その延長線上に倒幕があったんじゃないかなと見えてきた。自分が好きなことにものすごく純粋な人だったじゃないかと思ったんです」
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渡邉さん、「君は何が好きですか」
生徒2、「僕はソフトテニスです」
渡邉さん、「勉強で朝6時に起きるのは嫌だけど、ソフトテニスだったら朝6時に起きのは嫌じゃないでしょ」
生徒2、「嫌じゃないです」
渡邉さん、「好きということはそういうことだよな。好きだと無理しなくても努力ができる。努力すれば、努力はみんなのことを裏切らない。結果が出ると誉められる。そうすればもっと好きになる。『好き』は人生を楽しく生きていく魔法の言葉なんだな。・・・・」
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1日目の対話の終りに渡邉さんはこんな宿題を出しました。
渡邉さん、「ここに真っ白な紙があります。自分の人生を書いて見てください。どういう社会人で、例えば、いつ結婚します。いつ死にます。何を残すか考えなさい」
生徒たちが向かったのは近くにある「龍馬の生まれたまち記念館」。龍馬と乙女(おとめ)姉さんに見守られて宿題に取り組みます。本当に好きとは何か、それを自分の将来にどう生かすのか。自分の人生を真剣に考えるのは初めてだと、戸惑う生徒もいました。
【対話2日目】
2日目の対話は龍馬ゆかりの地で行われます。訪ねたのは高知市の北にある田中良助旧邸資料館です。田中良助は龍馬のいとこです。
生徒たちが順々に紙に書いた自分史を読み上げる。
渡邉さん、「自分史で普段みんなが大切にしているものって大切じゃないんじゃないかなって気がつく。例えば、車がほしいといって、フエラーリ乗ってた人だとか、ポルシェに乗っていた人だとか言われてもうれしい? 実際に死というところ、自分の生命が無くなるというところから見ていくと、物とかお金では買えないものに、もしかしたら大切なものがあるんじゃないかな。大切なものを間違えてはいけないよね」
幕末の日本を新しい時代へと導いた龍馬。しかし大政奉還の1ヵ月後、京都の旅館に滞在していた龍馬を死客が襲います。33歳の短い生涯。思い描いていた世界の海援隊の夢は果たせませんでした。
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渡邉さん、「砂時計があるでしょ。砂時計に1円玉が入っている。いっぱい入っている。砂時計で1日、1円玉がポンと落ちる。その中に金の1円玉が1枚だけ入っている。落ちてほしくないと思ってんだけどある時、金の1円玉が順番を無視して落ちるわけ。金の1円玉が落ちたとき、この砂時計はバンと割れる。それがみんなの死なんです。さっき龍馬が33歳で死んだと言ったけど、その選択は君たちにはできない。そうだろ、だから金の1円玉がいつ落ちでもいいように一生懸命毎日を生き抜くことなんです。その結果成るもよし、成らずもよし。龍馬が言っているように、俺のことを人が何と言ってもいいやと、俺のやっていることは俺しか分からない。人がどうだというより、自分が自分の人生に自信を持って、毎日毎日大切に生き抜いてくれと。そのことも是非、33歳で生涯を閉じた龍馬から学んでもらいたい」
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生徒たちと一緒に川島家に向かう。
龍馬がしばしば訪れていた川島家です。当時この家の当主は海外に興味を持ち、開国に関するさまざまな資料を集めていました。
川島家の人が巻物をもって、ほどいて生徒たちに見せる。
生徒たち、「すご〜い」
龍馬が見たといわれる世界地図です。一体龍馬はこの地図に何を見ていたのでしょうか。
渡邉さん、「龍馬が見ていたのは陸よりもこの海を見ていたんだろうな。日本ってこんなに小さい。こんなに海があって、こんなに活躍する海があるって。たぶん、龍馬は思ったんじゃないかな」
近くの山にみんなで登る。
龍馬がよく友人たちと語り合ったという八畳岩。
渡邉さん、「何が見える?」
生徒たち、「山、町、川」
渡邉さん、「普通の人がここに来ると、わあ、いい景色だなとか、あの町を見るんだって。でも龍馬はその向こうの海を見ていたんだって。町を見ているではなく、海を見ていたんだ。どこを見るかによって全然変わるんだ。あなたがたも海の向こうを見る人間になりなさい」
じじいの感想
「『好き』は人生を楽しく生きていく魔法の言葉なんだな」
いい言葉だな。