じじぃの「タブー」検索

ちょっとだけよ タブー 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=m5sOV13G7_w
太平洋戦争開戦ラジオ放送 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=r4xKhHfLB0s
『科学では説明がつかない 恐ろしく奇っ怪な話』 運命の謎を探る会/編集 河出書房新社 2010発行
タブーを犯した記者−−デッチあげた事件のはずが・・・
全国紙ともなれば、紙面には載らないニュース、つまりボツ原稿のほうがずっと多いものだが、ローカル紙ともなると、ときにはこんなこともあるらしい。
その日、カナダのモントリオール・ウイットネス新聞は、朝刊の原稿の締め切り寸前だというのに、まだ紙面の半分が埋まっていない状態だった。その日にかぎって、なぜかニュースがないのだ。
「なんでもいいから、紙面を埋めろ!」
編集長の怒鳴り声は、西部地区担当のテンチ記者の耳にいやほど届いていた。彼は「わかっています。もう少し待ってください」と答えたものの、ニュースが入りそうな気配はまったくなかった。刻々と迫る締め切りの時刻・・・・。困り果てた彼は、ここで新聞記者として絶対にしてはならないことをやってしまった。ヤケのヤンパチで、デタラメの記事を書いてしまったのだ。
「1956年8月5日午後、ブリティシュコロンビア州ヘーズルトン北方の谷で、男の死体が発見された。発見者はふたりの木こり、死体のそばにナイフ、パイプ、指輪をみつけたが、身元は不明。ただ、近くの崖の上に掘っ建て小屋があり、ライフル、自炊(じすい)器具などとともに金鉱石があったことから、死体は金探しにやってきた男で、死因は墜落死とみられている。発見者のふたりはすぐに山をおり、ヘーズルトン警察に届けた。そのさい、小屋の付近で有望な金鉱脈を発見したと語っている」
記事はそのまま新聞に掲載された。テンチ記者は、いずれ警察から「事実無根」との抗議がきて、最悪のクビも覚悟したが、何の音沙汰もない。
その代わりに、オタワに住む女性から、「あの死体は、半年ほど前から行方不明の兄はないかと思います。これから警察に行って、所持品を確認するつまりです」との手紙があった、
こうなっては一巻の終わり。あの記事が嘘だとばれるのは時間の問題だとテンチ記者は覚悟した。そして、数日後、やはりヘーズルトン警察から電話がかかってきた、しかし、それは、驚くべき内容だった。
「貴紙が報じた事件はすべて解決した。遺体は所持品の検査によって、オタワに住む女性の兄だと判明した。なお、金鉱脈の権利は、遺体を発見したふたりの木こりで分け合うことに決定した」
なんということか、テンチ記者デッチあげた"事件"とまったく同じことが現実に起こっていたのである。

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どうでもいい、じじいの日記。
ぼけっと、『科学では説明がつかない 恐ろしく奇っ怪な話』という本を見ていたら「タブーを犯した記者」があった。
この手の話はフジテレビの『奇跡体験!アンビリバボー』によく出てくる。
ほとんどが海外番組からのものだが、信じられない話にもいくつか真実が隠されていることだろう。
広辞苑」で「タブー」を見てみた。
「神聖または不浄なものとして、ふれたり言ったりすることが禁じられているもの。禁忌」
と出ている。
タブーで一番先に思い浮かべるのが近親相姦(インセスト・タブー)だ。それなりに説得力がある。
どんな世界にもタブーはある。
旧約聖書には、「ヤハウェがソドムの町を滅ぼす時、そこから逃れる者たちに、振りかえってはならないというタブーを与え、これに背いた者は石になった」
などがある。
尊敬する養老孟司さんの著書の中に「考えることにタブーはありません。それを思想の自由というんです」
というのがある。
「思想の自由」こそ、人間の人間たる所以があるのかもしれない。
ネットで「タブー」をキーに検索してみた。
●神話とかによくある「見るな」のタブーについて 書かれた心理学の文献ってあります? イザナギイザナミの神話とか鶴の恩返しとか オルペウス神話とか浦島太郎とか。
●楽園を手に入れた人間が、タブーを犯すことでその楽園からはじき出されてしまうといった物語。
●タブーを平気で犯し得る生物が「人間」であるからこそ、 過ちを犯さないための「文化」があるのです。
●肉親殺しという最大のタブーを犯す殺人者たちの動機は不可解であり、それがいっそう人々の動揺を深め、精神異常とみなされる。
●平成天皇についてタブー中のタブーと言われているが、平成天皇について議論をするべきだと思う。
日教組民主党の最大のタブーだ。
核武装論議がタブー視されている。
●世界を見回してみると、食物のタブーが意外に多いことに気づかされます。かつての日本も、肉食を「なまぐさもの」としてなるべく避けるようにしてきましたし、ヒンズー教は今も牛を「聖なる動物」として食の対象にしません。イスラム教徒は豚を「穢れた存在」として近づけることもしませんし、ユダヤ教徒は「ひづめが割れているが反芻しない」という理由で馬や豚を口にしません。彼らはまた、「海や川にいるものの中で、ヒレやウロコのないものは食べてはならない」という戒律から、クジラやイカ・タコ類を食べることも嫌います。
●中国人は言葉の縁起担ぎをする習慣があります。その習慣は贈り物にも強く影響していますので、贈りたい品物の発音に気をつけましょう。緑の帽子については寝取られ夫という意味がありますが、女性あての贈り物にも避けたほうが無難なようです。特に男性には緑色の服飾品を絶対に贈ってはいけません。タブー中のタブーです。
身体障害者の性生活について話すのはタブーなんでしょうか。
日本は太平洋戦争をやって負けた。
なぜ、日本はアメリカと戦争をしたのだろうか。
そこには何か隠された「タブー」があったのかもしれない。