じじぃの「人の死にざま_369_P・ドラッカー」

ピーター・ドラッカー - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/15113/
Peter Drucker動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Oqt2QrDGHcI&feature=related
Drucker Insights - Volume 6 - Drucker Video Magazine動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=pLKrh17-NEQ&feature=related
クローズアップ現代 よみがえる“経営の神様”ドラッカー 2010年3月17日 NHK
今、女子高生のイラストを表紙にした奇妙なビジネス書が人気を集めている。「経営学の神様」と言われるピーター・ドラッカーの代表作「マネジメント」を平易に解説したこの本は24万部の大ヒットを記録、他にもドラッカー関連本は破格の売れ行きを見せ、雑誌もこぞって特集を組むなど、にわかにドラッカー再評価熱が高まっている。「人はコストではなく資産である」、「組織は人を幸せにするべきだ」と説くドラッカー。その思想が、金融危機後の混迷が続く中、ユニクロの柳井社長から若きベンチャー経営者まで、多くの経営者の注目を集め始めているのだ。番組では、ドラッカーによって苦境の中で活路を見いだした経営者たちを取材、去年、生誕百年を迎えた「20世紀の知の巨人」ドラッカーの人を惹きつけて止まぬその魅力に迫る。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2864
ピーター・ドラッカー フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ピーター・ファーディナンドドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、1909年11月19日-2005年11月11日)は、オーストリアウィーンと生まれのユダヤ経営学者・社会学者。
【思想】
ユダヤ系だったドラッカーは、ナチスの勃興を目撃し、ウィーン革命などで古い19世紀的ヨーロッパ社会の原理が崩壊するのを目撃し、危険と悟って英国を経て、アメリカに家族とともに逃れた。
そこで彼が目にしたのは20世紀の新しい社会原理として登場した組織、巨大企業だった。彼はその社会的使命を解明すべく、GMを題材にした著作に取り掛かる。その著作は組織運営のノウハウすなわちマネジメントの重要性をはじめて世に知らしめた。
彼は「分権化」などの多くの重要な経営コンセプトを考案したがその興味・関心は企業の世界にとどまることをしらず、社会一般の動向にまで及んだ。「民営化」や「知識労働者」は彼の造語で、後に世界中に広まる。
特に非営利企業の経営には大きなエネルギーを費やした。
著書『産業人の未来』『わが軌跡』などによると、エドマンド・バークの保守思想の影響があるとされる。
彼の著作には大きく分けて組織のマネジメントを取り上げたものと、社会や政治などを取り上げたものがある。本人によれば彼のもっとも基本的な関心は「人を幸福にすること」にあった。そのためには個人としての人間と社会(組織)の中の人間のどちらかのアプローチをする必要があるが、ピーター自身が選択したのは後者だった。
また、著書の『すでに起こった未来』(原題"The Ecological Vision")では、みずからを生物環境を研究する自然生態学者とは異なり人間によってつくられた人間環境に関心を持つ「社会生態学者」と規定している。ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て2003年までカリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任。「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management)の発明者と呼ばれる。
ドラッカーの思想は、組織や企業経営の分野にとどまらず、個人のプロフェッショナル成長の分野にも及んでいた。いわゆるナレッジワーカーが21世紀のビジネス環境で生き残り、成功するためには、「自己の長所」や「自分がいつ変化すべきか」を知ること、そして、「自分が成長できない環境から迅速に抜け出すこと」を勧めていた。新しい挑戦こそが、プロフェッショナルの成功に貢献すると主張していた。
ドラッカーの著書の日本での売り上げはダイヤモンド社刊行分だけで累計400万部余り。
『産業人の未来』『わが軌跡』などによると、エドマンド・バークの保守思想の影響があるとされる

                                      • -

『変わる世界、立ち遅れる日本』 ビル・エモット/著 烏賀陽正弘/翻訳 PHP新書 2010年発行
ドラッカーが唱えた知識経済社会 (一部抜粋しています)
日本経済の進路を変えるうえでは、従来の経済力である製造業に焦点を合わせるべきではない。だからといって、反対に製造業を捨て去り、一部のサービス業に焦点を合わせるべきでもなく、その療法を重視しなければならない。
製造業とサービス業がどちらも生産性を向上させ、効率を高め、そしてテクノロジーを改良することによって、日本は国民の将来の生活水準を維持し、あるいは向上させることができるのだ。
そのために、日本と日本の政策立案者は、偉大なオーストリアアメリカ人、ピーター・ドラッカーの鋭い洞察力を想起しなければならない。彼は2005年、96歳の誕生日を前にして逝去したが、それよりずっと前の1959年に、現在の私たちが生きている知識経済社会について、誰よりも先に喝破していた。
知識かそが、経済社会のすべての面で、成功と失敗、進歩と退歩、それに利益と損失を分かつものである。これは、公共政策の究極の目的が、知識の中身である知力、効率、革新にあり、さらに経済の全分野にわたる生産性を、充実させる必要があることを意味するのだ。公的及び民間分野の療法、製造業やサービス業、そして農業分野などすべての分野で、それが行なわなければならないのである。
経済の70パーセントを占めるサービス業分野で、生産性の伸びが不十分であることはピーター・ドラッカーの洞察が無視されたか、あるいは誤解されていたことを示している。たしかに日本経済は、過去10〜15年間、あらゆる面で実際に知的でなくなり、知識志向でなくなってきている。
日本の大学は、研究や教育機関として、かっては世界最高位に君臨していたが、いまや、全般的にそこから転落したことが、この事実を雄弁に物語っている。ドラッカーの洞察に追従してきたなら、その逆の結果になっていただろう。すなわち、日本は裕福になるにしたがって、より多くを大学に投資し、その人材を世界のリーダーとして活躍させていたに違いない。
それ以上に打撃を受けたのは、パートタイマーと非正規労働者の雇用がこの15年間で大きく拡大し、いまや労働者の34パーセントにまで達したことである。そのような労働者はは企業から訓練を受けることが少なく、人的資本として蓄積されない。ドラッカーが推薦したような「知的労働者」として扱われるべきなのに、廉価で無教育の未熟練労働者として扱われているのだ。20年前に比べて、「知的労働者」はより少なくなっている。
これはきわめて奇妙なことである。1980年代後期にバブル経済が頂点に達したとき、日本の一人当たりのGDPは、アメリカに取って代わろうとしていた。その当時、日本はハイテクを駆使し、よく訓練され教育を受けた労働者、それに卓越した社会組織が生み出す競争力の高い製品によって、究極の近代的な知識経済国になると思われていた。
他国に比べ生活水準がずば抜けて高く、国が知識分野により多くを投資し、将来は国富を増加できるものと考えられていた。ある意味においては、日本はそれを実行し、いまだに行っているといえるかもしれない。というのは日本はGDPの3.5パーセントを研究開発に充てており、OECD加盟国のなかでも高い部類に属しているからである。
しかし、知識経済は研究開発だけでは成り立たない。生産性と新テクノロジーを適用してコストを低減し、新しい商品とサービスを創出することで成り立つのである。知識と、知的方法による労働が広がってこそ、初めて効果を発揮する。しかも、それは単に製造業者の研究開発設備においてだけでなく、全国あらゆるところで実地されなければならない。これこそ、日本が失敗したことであり、知識国家になれなかった原因である。

                                      • -

ピーター・ドラッカーの言葉
「不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである」
「未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ」

                                      • -

ピーター・ドラッカー Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=V99-TJHfLY27caSl3PsK&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CCgQsAQwAA&q=%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbs=isch:1