じじぃの「ぼけっと、Eモニ_100812」

富士フィルムアスタリフト|化粧品トライアルセット
http://www.wine-beer-dine-corners.com/
ニュースリリース2010 - 当社の天然系保湿剤が化粧品原料としてファンデーションに新規参入 TOYOBO
http://www.toyobo.co.jp/press/press401.htm
E morning テレビ東京
【司会】水原恵理 【スタジオゲスト】カブドットコム証券 河合達憲、野村証券 繁村京一郎
化粧品業界に新規参入する企業が増えている。独自の技術を化粧品に生かし、既存メーカーを追い上げるが、その課題は?
http://www.tv-tokyo.co.jp/emorning/
どうでもいい、じじぃの日記。
8/12、テレビ東京 朝のニュース番組『Eモニ』をいつものように、ぼけっと観た。
今日の注目 (河合達憲氏)
●NYダウ急落、265ドル
15年ぶりに1ドル=84円
●コンビニ大手猛暑で増益
特集
「化粧品業界 技術を生かし異業種参入」
大体、こんな内容だった。
化粧品業界に新規参入する企業が増えています。主力事業で培った独自の技術を化粧品に応用することで、既存のメーカーでは難しかった製品の開発を行っています。
富士フイルムのCM、アスタリフトが流れる。
大物芸能人のCM起用で注目を集めた富士フイルムの化粧品事業。こちらは富士フイルムで培ったナノ技術を応用した新しい化粧品です。来月発売するゼリータイプの美容液にも化粧品の成分が有効に働くようにフイルムの技術が応用されています。神奈川県足柄にある富士フイルム先進研究所の施設で化粧品の研究開発が行われています。
富士フイルムの社員、「ナノサイズでないと肌に浸透しないと考えている。私たちは数十ナノメートルの粒を作っています。細かいまま安定して肌に届け、有効に効かせるのは富士フイルムの技術が生きている」
富士フイルムのフイルムの表面には厚さ20ミクロンのコーテングが施されています。このコーテングは二重の層に分かれていて、各層には違う機能が施されています。こうしたナノレベルの技術が新発売の化粧品に応用されています。ナノセラミドを20ナノメートルまで小さくして肌への浸透率を従来のセラミドの9倍にまで高めることができました。
富士フイルムの社員、「08年から09年まで売り上げが約2.5倍になった。富士フイルムにはいろいろな機能性を実現させる技術があるので、これからもいろいろな機能を持った化粧品を開発していきたい」
東洋紡の工場が映像に出てきた。
老舗の繊維メーカー東洋紡も化粧品業界の参入を発表しました。開発したのは肌の保湿を補うサーフメロウという新しい原料です。
保湿作用の高い原料として化粧品に使われている天然セラミドとほぼ同じような性質で肌細胞の水分を保つ成分が使われています。
東洋紡の社員、「サーフメロウは微生物の発酵で大量生産できるので、コスト的にも安価に作れる可能性がある」
繊維と化粧品、一見、まったく違う分野のように見えますが、実は50年以上前から研究されてきた技術を化粧品に応用していたのです。東洋紡は衣料繊維のレーヨン生産時に出るバルブの廃液を微生物で分解処理する技術を構築していたのです。その技術が環境にもやさしい天然の化粧品の原料の開発に繋がりました。現在、この技術を利用してサーフメロウを使用した化粧品の販売に向けてプロモーションを開始しました。
東洋紡の社員、「新しい事業に参入することで事業全体の幅を広げ、売り上げの拡大を目指して今回の化粧品事業に参入した」
野村証券の繁村京一郎氏が解説する。
水原 化粧品の出荷額ですが09年に1.4兆円を割り込んで市場が縮小している。縮小しているのに新規参入が増えているのはなぜなのか。
繁村 市場が縮小しているといってもこの業界は比較的安定している。なぜ参入するか。ひとつは粗利益率が70%と高いこと。もうひとつは参入する企業は基盤技術があり、それを生かすことができるからです。
水原 どういった企業が参入しているのでしょう。
化粧品業界 主な参入企業
2004年 ロート製薬       皮膚科学の技術を応用
 05年 大塚製薬        アンチエイジングの技術を応用
 06年 富士フイルム      フイルム製造の技術を応用
 08年 ゼリア新薬工業    イオナインターナショナルを買収
 09年 アサヒフートアンドヘルスケア  聖マリアンナ医科大学との共同開発
     東洋紡         微生物培養の技術を応用
 10年 サントリーウエルネス 酵母のノウハウを活用
繁村 参入する企業は技術力の高い企業です。
水原 高機能を売り物にしているのでしょうか。
繁村 高い技術力と消費者にアピールする力です。マーケッテングと売り場を確保することです。最近ではネットを使った方法があります。
水原 今後の流れは。
繁村 東洋紡のバイオなんかのようにバイオのベンチャー企業が参入し、一人一人の肌に合ったオーダーメイド商品というのが登場する可能性がある。
じじいの感想
化粧品でなくてもナノテクノロジーを使った製品は、今後有望なのではないだろうか。
今日は円高で、輸出関連企業の株価が全面安になった。