じじぃの「香港PHX時事弁論会_100715」

日本と酷似の「中国不動産バブル崩壊のタイムスケジュール」が話題 2010/03/29 サーチナ
 中国のネット上で「不動産バブル崩壊までのタイムスケジュール」と呼ばれる画像が話題となっている。「不動産バブル崩壊までのタイムスケジュール(以下、スケジュール)」が示すのは、現在の中国不動産の状況は1991年にはじけた日本のバブルにそっくりだということだ。
 「スケジュール」は1985年から91年までにおける日本の不動産市場の状況と、2005年から08年までにおける中国の不動産市場を比較しており、その過程は非常に似ている。そして「スケジュール」は最後に、「2011年に中国の不動産バブルは崩壊する」と予言している。
 しかし、これはあくまでもネット上で広まっているものであり、多くの専門家は「日本と中国とでは人口構造や都市化の程度、経済システムなどがことなるため、スケジュールで指摘されているバブル崩壊はあくまでも予測に過ぎない」とした。
 2010年2月、中国国家統計局が70の都市を対象に行った調査では、不動産価格が前年同期比で10・7%上昇し、新築物件は同13%上昇したことが明らかとなった。
 「輸出に過度に依存している点や、通貨切り上げ圧力にさらされている点、低消費・高貯蓄、余裕のある通貨供給量など、当時の日本と現在の中国は驚くほど似ている」と、投資家の間でも中国不動産のバブル崩壊を危惧(きぐ)する声が上がっているのも事実だ。
 一方、有識者からは「バブル崩壊当時、日本政府は銀行に対して有効な手立てを行わなかったが、中国政府は銀行や企業に対して強い権限をもっており、資金の流れる方向をコントロールすることができる」という指摘があがっている。
 また、不動産価格の変動を測るための統一した指標や、世帯収入の伸びと不動産価格の伸びを照らし合わせた指標を導入すべきとの声が上がっている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0329&f=business_0329_147.shtml
どうでもいい、じじぃの日記。
7月15日、NHK BS 「アジアクロスロード 香港PHX」をボケっと観た。
時事弁論会
テーマ:中国経済は日本のように経済危機に陥るか」
大体、こんなことを話していた。
・(司会者)中国は経済改革で日本をお手本にしてきた。その日本は今経済で低迷しています。中国では今インフレが進み、不動産相場は昇し続けています。中国はかっての日本や韓国のようなバブル崩壊を起こすのではないかといわれています。中国経済は日本のような経済危機に陥るのでしょうか。
・80年代の日本経済はバブルの絶頂期でした。87年では1年間で土地が50%も上昇した。当時、本は不動産の資産運用の本ばかりだった。東京23区だけでアメリカ全土が買えるとまでいわれた。今の中国も同じような道をたどろうとしている。
・去年1年間で、北京空港から北京市中心部に入る郊外は倍も値上がりした。
・今後20年間、日本のバブルのようにならないと思う。現在の中国は日本のような隆盛した時期になっていない。そして中国政府は不動産市場規制策などで有効な政策を打ち出した。
・国内で生産したものは、中国で消費されず、国外に輸出している。アメリカで何かあれば、すぐ影響を受ける。
インターネットによる投票結果
   91%・・・中国経済は日本のように経済危機に陥る
    8%・・・そうは思わない
・中国の銀行は日本と違って国有だ。銀行が倒産するということはない。中国の負債は日本と比べてはるかに少ない。
・中国の負債は公表されているのと異なる。実際は負債率は60%になっている。
・日本も中国も輸出依存型だ。中国は安い労働力でやっていて、技術は中国のものではない。中国は外国資本で輸出している。だから、中国の崩壊はない。
・賃金が上昇したら、外国資本はベトナムなどに移るのではないか。
・まだ、中国内陸部は賃金が安い。外国資本が移ってしまうという段階ではない。
高速鉄道が建設されているのは内陸部との物質を運ぶためだ。中国は日本のようにはならないだろう。
じじぃのぶつぶつ
外国資本が入っているのは中国沿岸部だ。今後、外国資本が内陸部にまで入っていくだろうか。
沿岸部と内陸部の経済格差はますます、広がると思うのだが・・・・。