じじぃの「香港PHX時事弁論会_100624」

【中国ブログ】中国は自殺大国!全世界の自殺者の3割が中国人 2009/05/19 サーチナ
地球上では毎年、約100万人が自殺しているが、そのうちの実に3割が中国人だという。このブログは世界各国の自殺率を引き合いに中国の自殺問題について紹介するものである。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0519&f=national_0519_029.shtml
自殺者続出の中国工場で3割の賃上げ、台湾系メーカー 写真3枚 2010.6.2 AFPBB News
【6月2日 AFP】中国にある工場で今年に入り自殺で11人が死亡したとみられている台湾系大手電子機器メーカー、富士康集団(フォックスコンFoxconn)の生産ライン従業員の賃金を3割引き上げると、親会社の鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)が2日発表した。
同社では前週、現在の基本月給900元(約1万2000円)から最低でも2割の引き上げを検討していると発表していた。引き上げはすぐに実施するという。匿名で取材に応じた同社関係者は「賃金アップが従業員の生活水準改善の一助となって、健康のために大事な余暇を楽しむ時間が増えてくれればと願っている」と述べた。
フォックスコンは米アップル(Apple)の携帯電話端末iPhone(アイフォーン)や同じく携帯端末大手のノキアNokia)、米コンピューター大手デル(Dell)などの委託製造を手がけている。
しかし今年に入り、広東省深セン(Shenzhen)にある工場で10人の従業員が、また中国北部の工場でも1人が、飛び降りるなどして死亡している。人権団体などは工場での長時間労働、低賃金、プレッシャーの厳しさなどを指摘していた。
http://www.afpbb.com/article/economy/2732453/5826537
マウス現象とは
アメリカでのパソコン・マウスの販売価格40ドルのうち、ブランド・メーカーであるロジテクが8ドル、流通企業が15ドル、部品メーカーが14ドルを取り、中国の生産工場が手に入れるのは3ドルにしか過ぎない低付加価値構造のことをいう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6月24日、NHK BS 「アジアクロスロード 香港PHX」をボケっと観た。
時事弁論会
テーマ:「従業員の自殺の原因は誰だ」
大体、こんなことを話していた。
・(司会者)中国で最大規模の会社の従業員が自殺、一番若い人で18歳だった。この会社は台湾系大手電子機器メーカーで特別、従業員を酷使していたわけではなさそうです。従業員の自殺の原因は何なんでしょうか。
・電子機器メーカーの管理に問題がある。一流の会社は金儲けや物作りも上手く、経営も上手いが、三流、四流の会社は金儲けも物作りも経営も下手だ。中国にはこのような三流、四流の会社が多い。中国人は血と汗で働かされ、機械の一部とみなされている。隣の従業員と話することさえ出来ない。自殺の責任は会社にある。
・自殺は会社が原因ではなく、自殺者本人の問題だ。従業員だけにストレスがかかっていたわけでなない。ストレスがあったとしても辞めれば済む問題だ。
・(司会者)ブログを見てみました。警備員からの暴力、家庭内の問題、・・・精神疾患が原因と書かれています。このブログは記者が独自に調査したもので、自殺の原因は個人の問題だと結論づけています。
・中国社会の構造に問題がある。今は大規模な都市化、人々の価値感が変わる過度期にある。所得が低い人はストレスがあっても辞めるわけにはいかない。労働者の選択は限られている。
・自殺者が出て問題になった会社は辞める人が多い。高級管理職にノルマがきつく、下に圧力をかけている。金融危機で韓国のサムソンなども海外受注が大きく減った。しかしノルマは変わっていない。従業員にしわ寄せがきている。安くなったコストをどこで削減するか。従業員の賃金を減らしている。
・(司会者)インターネットによる投票結果を見てみましょう。
インターネットによる投票結果
   70%・・・会社に責任がある
    7%・・・従業員
   18%・・・社会
    3%・・・メディア
・中国では1年間に25万人が自殺している。1日680人以上だ。生活が貧しい農村、若い人に片寄っている。一人一人分析すると会社でなく個人の問題だ。
・会社は従業員の生活水準改善に方向転換すべきだ。残業を止めろ。電子機器メーカーは薄利多売でやってきた。値引き競争を止めるべきだ。
・マウス現象というのがある。アメリカでのパソコン・マウスの販売価格40ドルのうち、利益のほとんどがアメリカにいっている。中国の生産工場が手に入れるのは3ドルにしか過ぎない。それを6000人で分けている。これが中国の工場の姿なのです。
・この電子機器メーカーの場合、18〜24歳に集中、1年以内に辞めている。入社後42日で自殺した人もいた。彼らの背景を注目してみると農村からの出稼ぎ労働者だ。農村戸籍都市戸籍が背景にある。彼等は現実のギャップから敗北感を持ったのだ。
・この会社の給料は悪いわけではなかった。しかし、会社は従業員に幸福感を与えていなかった。
じじぃのぶつぶつ
農村戸籍都市戸籍が背景にある。彼等は現実のギャップから敗北感を持ったのだ」
やっぱり、中国はおかしい。