じじぃの「誤診される認知症!クローズ」

認知症認知症を引き起こす病気(3) レビー小体型認知症/ピック病/その他の脳疾患 縁処日記
http://endokoro.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/3-ed92.html
「熊本モデル」認知症疾患医療センター|介護・福祉のけあサポ
そもそも、認知症疾患医療センターというものがあまり聞き慣れないという方もいると思います。このセンターは、平成20年度から国の国庫補助事業として整備を進めているもので、認知症の専門医療や、かかりつけ医との連携、相談対応など、各地域で認知症医療の中核を担う機関として全国に150か所程度つくることが計画されています。
 認知症疾患医療センターに指定されるためには、専門性を持った専任・常勤の人員確保が必要で、また財政的にも2分の1は自治体の負担になるなどハードルが高く、なかなか整備が進んでいないのが実情ですが、そのなかで熊本県は、認知症疾患医療センターを県内に8つ指定し、しかも基幹型センターと地域拠点型センターという二層構造の形を取るという独自の体制を敷いています。
http://www.caresapo.jp/fukushi/catchup/83dn3a000000m3oh.html
クローズアップ現代 「"誤診"される認知症 2010.06.23 NHK 動画あり
【スタジオゲスト】東京都健康長寿医療センター研究所部長 粟田主一 【キャスター】国谷裕子
患者数は200万人以上に達し、急増する認知症。しかし診断が正確に行われず、適切な治療や介護を受けられない患者が多数いることが明らかになってきた。これまで認知症アルツハイマー病や脳卒中など少数の病気が原因で起きていると考えられていたが、研究が進むにつれ70種類以上もあり、原因ごとに適切な対応をすれば、症状を改善させられるケースが多いことも分かってきた。しかし認知症の場合、画像や採血など客観的な検査だけでは原因が診断できす、医師が患者の状態や家族の証言を頼りに推理するしかないため、“誤診”が起こりやすい。そこで熊本では、地域の病院がネットワークを作って専門医を育成し、診断の質を高める取り組みを開始。また、脳以外の臓器から原因を調べる新たな検査法の開発も始まっている。適切な診断と治療のために、何が必要なのか、最前線の取り組みを追う。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2904
どうでもいい、じじぃの日記。
6/23、NHKクローズアップ現代』で「"誤診"される認知症」を観た。
じじぃも認知症の一歩手前なので興味をもって観た。
人は誰でも年を取ると物忘れがひどくなる。単なる物忘れと認知症のボケとではどう違うのだろう。
物忘れのテストとか、MRIなどの画像診断で認知症が正確に診断できるものだろうか。
認知症のテストに時計描画テストというのがある。白い紙に時計の文字と「10時10分を示す針」を描かせるのだが、認知症になると時計の文字が欠けたり、針が「「10時10分」でなかったりするというものだ。
番組に出てきた認知症の人の絵は「12」の文字が欠けていた。
また、幻覚症状があっても、認知症からくる幻覚と、他の病気、飛蚊症とか睡眠不足などからの幻覚がある。
もう一人の認知症の人の場合、患者自身が幻覚を見ていても、その幻覚が正常だと思い込んでいるため、医師に尋ねられても「幻覚はありません」と答えていた。
東京都健康長寿医療センター研究所部長の粟田主一氏が解説する。
主な認知症の原因別対策
アルツハイマー型    進行を遅らせる薬
レビー小体型認知症  症状を抑える薬、薬の調節
・脳血管性認知症    血圧のコントロール
・正常圧水頭症      手術
・ピック病         介護の工夫
アルツハイマー認知症の特徴は昼間徘徊、レビー小体型認知症の特徴は幻覚、脳血管性認知症の特徴は夜間せん妄、正常圧水頭症認知症の特徴は歩行困難、ピック病の特徴は繰り返し同じことを言う。
これだけ特徴が挙げられても果たして認知症を正しく診断できるものなのだろうか。これらの診断結果で薬などの処方も異なるのだ。
さらに、認知症には脳損傷後遺症型、アルコール依存症型がある。
認知症専門の病院として全国に「認知症疾患医療センター」がある。しかし、この「認知症疾患医療センター」は県に1つしかなかったりで「認知症」の診察を受けるためには1ヵ月待ちがザラなのだ。
番組ではうまくいっている例として「熊本モデル」が取り上げられていた。熊本には「認知症疾患医療センター」が8つもある。
認知症アルツハイマー型ではないのだ。
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20100305/1267737227