じじぃの「白熱電球からLEDへ」

東芝白熱電球の生産を中止 〜今後はLED/蛍光灯に移行 2010年3月17日
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20100317_355270.html
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LED照明とは
・ LED(発光ダイオード)とは、半導体の特性を利用した光源で、従来の白熱灯や蛍光灯とは異なる新しいタイプの明かりです。これまでLEDは、主に表示用ランプ(例えば、信号や家電製品の通電表示ランプなど)や装飾用のランプとして使われてきました。しかし最近では、技術開発が進み、足元灯や誘導灯、手元照明用のペンライト等、さまざまな製品が市販されるようになってきています。
・ 今のところLED照明の価格は他の光源と比べて割高で、用途も限られていますが、今後は、さらに技術開発が進み、より明るく安価な光源となっていくことが期待されます。
LEDの特徴
・ 白熱灯等の従来光源に比べて、寿命が長いとされています。およそ4万時間。
・ 電気を光に変換する効率が極めて高く、白熱灯約15%、蛍光灯約60%に比し、LEDは90%以上です。
・ 所定角度の範囲で発光するので、光の有効活用が可能です。明るくしたい所だけ照らすので、周囲への光害問題への対策を可能にします。
・ LED製品はいろいろな形状化が可能で、色もある程度選べます。どれも小型化、薄型化が可能なため、デザインする上でも自由度の高いものとなります。
http://www.eccj.or.jp/scnet/bright/bright_05/index.html
『つい他人(ひと)に自慢したくなる無敵の雑学』 なるほど倶楽部/編集 角川文庫 2003年発行
トイレの電気はなぜ白熱灯?
省エネブームで白熱灯の売れ行きは年々ダウンしているといいます。しかし、どうしても白熱灯でなければならない照明があります。それがトイレの照明です。
電気代がかからず、しかも寿命が長いのは蛍光灯ですが、ただ一つ大きな弱点があります。それは、つけたり消したりを頻繁に繰り返すとランプの寿命が短くなるという点。白熱灯はつけたり消したりしても寿命に与える影響はありませんが、蛍光灯の場合は、1回の点滅で約1時間寿命が短くなります。
オフィスやビルなど、照明をつけっぱなしにしているトイレなら蛍光灯でもいいでしょうが、自宅のトイレのようにつけたり消したりする場所では、寿命を考えると白熱灯のほうが安上がりになるそうです。
ところで、蛍光灯を長く使っていると、両端がしだいに黒ずんできますよね。あれは、蛍光灯を光らせているエミッターという物質の燃えかすです。エミッターがなくなると蛍光灯は光らからなくなるので、あの黒ずみは蛍光灯の寿命が迫ったという証拠です。
ちなみに、日本で初めて蛍光灯が使われたのは1940年(昭和15)年。法隆寺の壁画を模写する際に自然光が必要ということで使われました。

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どうでもいい、じじぃの日記。
3月17日、東芝白熱電球の製造を停止した。
エジソンが1879年に白熱電球を発明してから、約130年が経つ。
日本では東芝が1890年に白熱電球の製造を始めてから120年になる。
この時の白熱電球のフィラメントが竹で作られたというのは驚きである。
竹フィラメントからWフィラメントへ。そして発光ダイオードのLEDの時代へ。
LEDの寿命は半永久的なんだそうだ。
エジソンは電球、映画、蓄音機を作った。
1931年にエジソンは亡くなった。
1931年、エジソンの葬儀の夜、マンハッタンでは街の電灯が一斉に消された。死を悼む市民の弔意だった。
白熱電球よ、さようなら。
エジソン。ありがとう。