じじぃの「香港PHX時事弁論会_100311」

飛躍する中国高速鉄道 世界トップレベルへ 2009年10月9日
▽わずか5年でトップランナー
津高速鉄道は中国初の、真の意味での高速鉄道として、登場以来、常に世界のトップを走ってきた。運行速度が世界トップであるだけでなく、高速列車の旅客輸送量でも世界トップを誇る。視察を通じて、中国がわずか5年で先進国が50年かけてたどってきた高速鉄道の発展プロセスを通過したことを知った日本の専門家チームからは、「中国の高速鉄道技術はすでに日本を追い抜いている。これほどの短期間でこれだけの事を為し遂げるとは信じられない」といぶかしむ声すら上がった。
▽中国は独自ブランドを創造
鉄道部の張曙光・副総工程師(副チーフエンジニア)は次のように語る。中国が独自開発した国産CRH2-300型およびCRH3型の高速列車は時速が350キロで、シーメンスアルストムの技術を採用したフランスやドイツの高速鉄道より30キロも速く、運行速度、輸送量、省エネ・環境保護性能、快適性の4指標ではすでに世界一位だ。中国高速鉄道は世界的に評価されており、技術の海外進出の前途は明るい。現在、中国高速鉄道技術に高い関心を示しているのは、米国、インド、そしてブラジルだ。
http://j1.peopledaily.com.cn/94476/6778360.html
どうでもいい、じじぃの日記。
3月11日、NHK BS 「アジアクロスロード 香港PHX」をボケっと観た。
ニュース
●中国消費者物価、2月2.7%上昇 1年4ヵ月ぶり上昇
●飛躍する中国高速鉄道 世界一へ
時事弁論会
テーマ:「中国は経済成長より排出削減を目指すべきか」
大体、こんなことを話していた。
・(司会者)1958年当時、毛沢東大躍進政策を掲げ、当時きれいだった都市周辺は大躍進政策でエントツばかりになるだろうといった。去年開かれたCOP15で中国は地球温暖化対策に、2020年までにGDP単位当たりのCO2排出量を2005年比で40%削減する目標を発表した。GDPが1%増えれば100万人の雇用が生まれるといわれる。逆にGDPが1%減ると100万人の失業が出るといわれている。中国は経済成長より排出削減を目指すべきなのだろうか。
・生活水準が上がれば、結局は環境問題に行き着く。なぜなら、豊かになってもきれいな場所で生活したいと思うからだ。
・中国はアメリカと比べてCO2を多く排出している。いろいろアメリカは要求をいってきたが、どれもうまくいかず、今度も中国に対して新たなワクをはめようとするワナだ。GDPが下がって中国が発展するのを阻止しようとしている。
・中国の環境問題で他国にとやかくいわれる筋合いはない。中国は経済発展と環境問題を一緒に進めていけばいい。両立できる。
・(司会者)問題はどのようにすれば両立できるかです。宇宙からみた夜の地球を見てください。アメリカと比べて圧倒的に中国は暗い。
・中国の環境問題はすでに深刻だ。人々は汚染された水を飲んでいるし、全国レベルでCO2排出も問題になっている。
GDPの数値が我々の生活に関係ないと思っている人もいるだろう。しかし、車などの排出規制で今の仕事が犠牲になるといわれたらとんでもないという人がほとんどだろう。
訒小平は発展がすべてだといった。技術力を高めて経済発展をすればいいことだ。
・インターネットによる投票結果
   60%・・・排出削減を目指すべきだ
   39%・・・排出削減など必要ない
(討論は続く)
・使用済みの乾電池をどうするのかと聞いたら放り捨てている、経済に関係ないといわれた。
・エネルギー消費でCO2が出るのだから、技術力を高めてCO2排出を少なくすればいい。
・中国は中国の実力に合った環境政策を進めればいい。
アメリカは中国には十分な資金力があるのだから、環境問題を自分でやれといってきている。
アメリカが環境に金を出さないといっているのに、なぜ中国が環境に金を出さないといけないのか。
・メールの内容
 排出削減よりメシが大事だ。
 排出削減で企業の発展が損なわれる。仕事が減る。
じじぃの印象
香港PHXのニュースで「中国の新幹線」は今や世界一で、この高速鉄道が中国の主要都市間を走るとかいっていた。「中国の新幹線」を世界に売り出そうと宣伝している映像に見えた。
本当に「中国の新幹線」は世界一になったのだろうか。