じじぃの「人の死にざま_184_宮本・武」

宮本武蔵 - あのひと検索 SPYSEE
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三船敏郎宮本武蔵 Samurai 動画 YouTube
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宮本武蔵 巌流島 吉川英治 名作の舞台
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宮本武蔵 (小説) フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
宮本武蔵』は、吉川英治新聞小説朝日新聞に連載されたこの作品は、1935年の8月23日から、4年後の1939年7月11日まで続いた。
二天一流の開祖でもある剣豪・宮本武蔵の剣士として自己を確立するに至るまでの成長を描く。同時に、彼を取り巻く武芸者たちの人生も描かれている。
剣禅一如を目指す求道者・宮本武蔵を描いたこの作品は、太平洋戦争下の人心に呼応し、新聞小説史上かつてないほどの人気を得た、大衆小説の代表作である。
連載後も永く、多くの人々が影響を受けた旨述べている。
【あらすじ】
関ヶ原の戦いで西軍に就き、敗れた新免武蔵(しんめんたけぞう)。立身出世を望んで故郷の村を出た武蔵は生きる目標を失ってしまい、相棒・又八ともはぐれてしまった。
又八が行方不明になったことを彼の親族に伝えるべく村へ帰るも、残党狩りという名目で村人たちから非情な迫害を受けることになる。近寄るものを全て斬り殺してしまい、心も身体もぼろぼろになった武蔵の前に沢庵宗彭が現れる。
沢庵に出会い捕縛された武蔵は、自分の生きる道を説いてもらい、剣禅一如を目指し再び剣の道に生きる志を立て、名乗りを宮本武蔵と改める。
その後、武者修行の旅を始めた武蔵は、幾多の武芸者に出会い、成長していく。

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『人間臨終図巻 上巻』 山田風太郎著 徳間書店
宮本武蔵 (1584-1645) 61歳で死亡。
晩年、細川家の客分となっていた武蔵は、正保2年61歳になったが、この年の春のころから病を得、4月にはいってふたたび起つあたわざるを悟り、それまでいくどか赴いて座禅し、『五輪書』を著したことのある熊本西郊の岩戸山の霊厳洞にいって端座し、しずかに死を待った。
5月12日、彼はここでさらに『独行道十九個条』を書いた。そして19日に瞑目した。遺言によって、弟子たちが遺骸に甲冑(かっちゅう)を着せて棺に入れ、葬った。
この霊厳洞の近くに霊厳寺という禅寺があって、これが後年の漱石の『草枕』の中の観海寺のモデルといわれる。また霊厳洞から1里ばかり離れたところにある小天温泉の名家の令嬢前田つな子が『草枕』における那古井温泉のお那美さんのモデルであったといわれるが、そのつな子が、『五輪書』は代々前田家の秘蔵していたものであったが、父の歿後細川家に買いあげてもらったむねを述べている。
−−漱石は一切そんなことは知らなかったろう。漱石が『草枕』を書いたころ、「宮本武蔵」はそれほど有名ではなかったのである。

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【次代への名言】8月23日・宮本武蔵 2009.8.23 MSN産経ニュース
「一、身をあさく思(おもひ)、世をふかく思ふ/一、我事におゐて後悔せず」宮本武蔵
青年マンガの大ヒット&ロングセラー『バガボンド』の原作でおなじみだが、新聞連載開始が昭和10(1935)年のきょうだったという時間差は、少し信じがたい気がする。国民作家、吉川英治の代表作『宮本武蔵』。「武蔵のような史料の乏しい人物をとらえて、書くということは、土中の白骨へふたたび血液を通わせてみようとする所業にもひとしい」。吉川は『随筆 宮本武蔵』でこうつづっている。が、本日はあえて、その「骨」の部分に挑んでみたい。
冒頭は武蔵が死の数日前に残したという『独行道(どっこうどう)』から。彼がこうした哲学を語るとき、士農工商の身分のわくはとりはらわれている。だから代表作『五輪書(ごりんのしょ)』にはこう記されている。「義理をしり、恥をおもひ、死する所を思ひきる事は、其(その)(身分の)差別(しゃべつ)なきもの也」
武蔵は「何事も先手」だった。機先を制するために敵の心理をゆさぶるのも必勝法の一つ。一方で、拙速を戒め、「心を直(すぐ)にして、我身のひいきをせざるやうに心をもつ事」を求めた。ではどうすればその境地に到達できるのか? そんな凡人の疑問に彼はこう答えている。
「千里の道もひと足宛(ずつ)はこぶ。千日の稽古(けいこ)を鍛とし万日の稽古を錬とす」
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090823/acd0908230236000-n1.htm
次回の知ってるつもり?!
2000/2/13 放送 「ブルース・リー宮本武蔵
http://www.ntv.co.jp/shitteru/next_oa/000213.html