じじぃの「急増する住宅ローン破綻」考

追い出し被害の実態① 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Z4AD_Uq7DOY&feature=related
不況で、急増する住宅ローン難民 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=jPldyYfbvT8
「追い出し屋」に法の網を わずかな家賃滞納で執拗に督促 2009年11月24日 中日新聞 (一部抜粋しています)
わずかな家賃滞納で鍵交換や荷物の撤去を強行し、執拗(しつよう)な督促や違約金の要求を行う「追い出し屋」被害が止まらない。弁護士らでつくる「全国追い出し屋対策会議」が23日、名古屋市で集会を開催。法規制を求め、「被害救済マニュアル」も完成させた。
 集会で愛知県内の賃貸マンションに住む女性(59)が、涙を流して訴えた。「九州の博多にある管理会社から突然、20万円以上の滞納があると言われた。がんの治療中で転居もできなかった。飛び降り自殺を図り、直前に夫に止められた」
 管理会社から受託したという業者が督促を始めたのは今年9月。なんとか2ヵ月分を払っても、病状を告げても、業者は「10月には出て行け」と強硬だった。新聞で知った相談窓口に電話し、弁護士らが業者に違法行為であると告げると、追い出し行為は収まった。女性は「業者を許せない」と声を振り絞った。
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弁護士らがまとめた救済マニュアルは、被害相談に備えた法律関係者向け。「家賃を払わない入居者が悪いのではないか」との項目には、「住居は生活の最低限の基盤だから、経済的な困窮状態に陥っても確保が図られるべきだ」と答えている。

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噂の東京マガジン 年が越せない!急増する住宅ローン破綻 2009年11月22日 TBS
【出演者】森本毅郎井崎脩五郎小島奈津子清水国明山口良一、志垣太郎、笑福亭笑瓶深沢邦之
年が越せない!急増する住宅ローン破綻
会社員のポツリと呟いた「恥ずかしい話なんですが…」という言葉が印象的でした。ごくごく普通の家庭に起こったことなのです。
任意売却にしろ、競売にしろ、ある日突然、我が家を手放すことになった家族の思いは、想像を絶するものがあります。もし、ローン残額の一括返済を求める「催告書」が我が身に届いたら…今“もし"が現実になる世の中なのです。
http://www.tbs.co.jp/uwasa/genba/
どうでもいい、じじぃの日記。
11/22、TBS 「噂の東京マガジン 年が越せない!急増する住宅ローン破綻」を観た。
今年のボーナスは1991年以降、最低というニュースが流れている。このボーナスが少なくなり、住宅ローンが払えなくなっている人が急増している。
じじぃもバブルの時期に家を購入し、住宅ローンの支払いに頭をかかえている一人だ。
「噂の現場」の司会、レポーター役は笑福亭笑瓶氏だ。
笑福亭 どういういきさつなのですか。
破綻者A バブルの時期に3500万の住宅ローンを組んだ。年収が850万が約半分に減った。月々11万返済していた。ローンを払えなくなってしまった。ローンがまだ、1000万円残っている。妻とは離婚した。
任意売却を迫られる。売れないときは競売にかけられる。競売にかけられた場合はすべての財産が没収されてしまう。
破綻者B 年収が620万。月々14万返済して、年ボーナスで100万円返済していた。滞納したら滞納金を一括で払えという督促状が届いた。
森本 年収が850万でに3500万のローンはそれほど無理なことではなかった。どうせ、家賃で月々それぐらい支払わなければならないのだから。
笑福亭 昔はステップローンとか、銀行の優遇金利とかがあった。
森本 物件が上がる、土地の価格が上がるという世の中が背景にあった。
山口 銀行が今がチャンスですよ。と簡単に金を貸していた。
メールの内容の紹介。
破綻者C 中古住宅を1500万で購入。月々67,000円返済していた。リストラにあってしまった。銀行の差し押さえ。競売は600万円だった。通帳の貯金は0円。先月、やっとタクシーの仕事にありつけた。競売、差し押えで金がまったく無くなったが社会福祉協議会」(追記。参照)でお金を借りることができた。
笑福亭 税金というのは国民の義務で、最終的にはすべて差し押さえられてしまう。
森本 税金の滞納金というのはものすごく高い。公平な税負担からみればやむを得ないことかもしれない。
じじぃの印象
じじぃの場合は、年金生活で、住宅ローンは貯金を切り崩して返済している。実をいうと住宅ローンが払えないと銀行に泣きついた。そしたら月々8万の支払いが約5万円になった。その分支払い期間が長くなったが、破綻までの期間が長くなったので、いろいろ対策が立てられる。どうしようもなくなったら生活保護を受けるという手もある。
話は変わって
11/24の東京新聞に「『追い出し屋』に法の網を」が特集で載っている。
わずかな期間の家賃滞納で追い出しにあったという記事だ。
こういう悪質な追い出し行為は違法なのだそうだ。
「住居は生活の最低限の基盤だから、経済的な困窮状態に陥っても確保が図られるべきだ」
があった。
生活破綻の原因は一人一人違うが、いろいろ相談口があるようだ。「もう、だめだ」と思う前にネットなどで調べたら、解決策が見つかるかもしれない。
追記
失業者の支援を行っていた「社会福祉協議会」は窓口を集約する目的で「ハローワーク」でも実施することになりました。