じじぃの「似た魚」検索

『雑学全書』エンサイクロネット 光文社 2000年発行
いまどきの"キャビア"はチョウザメの卵ではない
世界の3大珍味の1つ、キャビアチョウザメの卵である。本物は、比較的粒が大きく、緑がかった灰色をしている。本物の高級本になると、小さじに一杯で5000円以上はする。そのため、ふだん私たちが口にしているのは、そのほとんどが偽物だといっていい。
スーパーやデパートの食品売り場に並んでいるドイツ・キャビアデンマークキャビアはホウボウの仲間であるランプフィッシュという魚の卵。台湾から輸入されているゴールデン・キャビアはトビウオの卵だ。
いずれも、合成着色料で黒く染め、合成保存料で日持ちをよくしている。ホテルやレストランなどの立ち食いパーティのカナッペに使われるキャビアは、ほとんどが偽物である。
その違いは、偽物は本物に比べて粒が小さく、色素で染めているため、色は真っ黒。もちろん、味も歯ごたえも、本物のロシア産のキャビアとはほど遠い。
ただし、偽物のほうがあっさりした味わいがあって、日本人向きの食べ物だという人もいる。

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『いまさら人に聞けない「理科」の疑問』 サイエンスペディアの会 PHP 2008年発行
ソバは、やせ地でないと育たないのか?
信州がソバの一大産地となったのは、ソバがやせ地でもよく育つからである。
なかには、「ソバは土地のやせたところでなければ育たない」と思っている人もいそうだが、じっさいにはやせ地でも育つというだけで、土地の肥えたところに越したことはない。肥沃な土地で育てた方が、上質なソバの実がみのる。
ソバがやせ地でも育つのは、養分を吸う力が強いのと、よく実を結ぶからである。よく実を結ぶのは、ソバの花には蜜(みつ)が多く、ミツバチが花粉をたくさん運んでくれるからと考えられている。また病害虫の被害も少なく、冷害や土壌乾燥に強いことも、やせ地に強い理由となっている。
現在、国内でもっとも生産量の多いのは北海道で、2位が茨城県、3位が長野県である。ただし、国内消費分の80%以上は輸入物で、その84%は中国、12%がアメリカから輸入されている。いまや、日本ソバの最大の産地は、信州ではなく、中国なのである。

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どうでもいい。じじぃの日記。
ぼけっと、『《図解》世界で「一番」なんでも事典』という本を見ていたら「いまどきの"キャビア"はチョウザメの卵ではない」というのがあった。
本物のキャビアの色は緑がかった灰色をしてるんだ。
昔、どっかの結婚式に出席したとき、食べたキャビアの色、真っ黒だったなあ。「偽物は本物に比べて粒が小さく、色素で染めているため、色は真っ黒」とぴったりだ。
『いまさら人に聞けない「理科」の疑問』の本の「ソバは、やせ地でないと育たないのか?」に日本ソバの80%以上は輸入物でその内の84%は中国とか出ている。びっくりした。
毎朝食べている日本ソバはスーパーで一番安いのを買ってきているんだから、こりゃ。間違いなく中国製の日本ソバだ。
ネットで「日本ソバ 最大の生産地」をキーにして検索してみた。
日本ソバ の最大の生産地は中国の内モンゴル自治区で、内モンゴル自治区ではそばは常食になっている。ふぅ〜ん。
商品に「日本ソバ」と書かれていて、まず中国は浮かばないもんなあ。
魚なんか結構、「日本ソバ」もどきの似た魚がいそうだ。
「ししゃも」だって、ほとんど「ししゃも」もどきの「ししゃも」が「ししゃも」として売られているし。
ネットで「似た魚 似た味」をキーにして検索してみた。
ノルウェーでは魚卵のことをキャビアと呼ぶ。
・カレイとヒラメは見た目は似た魚ですが、味はどうなんでしょう。やはり似た味なのでしょうか。魚屋さんで売られている値段をみるとヒラメのほうが高いイメージがあるのですが、同じ味だとしたら高いヒラメを買う意味がわかりません。
・最近では希少なキンキ(キチジ)は高くなっちゃいました〜、キンメのほうが朱紅ですね。
・フグに似た味の高級魚コチ。ペルー沖沿岸などでとれる「かたくちいわし」に似た魚で、塩漬けなどにして料理の味だしなどに利用されるものは。答え。「アンチョビ」
・近目金時/チカメキントキ。金目鯛に似た魚です。
・かじき類は街の中ではかじきまぐろと呼ばれ、まぐろ類の仲間として扱われているが、外部形態もかじき類は細長いのに対し、まぐろ類は紡錘形であるといったように全く異なる。
・外見が似ているのですが、うなぎと穴子の違いを教えて下さい。回答。穴子はウナギ目アナゴ科の海水魚の総称。ウナギに似て、うろこ・腹びれがない。
・これから寒くなると獲れてくる深海ガニの一つがイバラガニモドキです。
11月17日、テレビのニュースで「クロマグロ漁獲38%減」をやっていた。
年金生活のじじばばにとっては「ししゃも」もどきの「ししゃも」が「ししゃも」であっても、「日本ソバ」もどきの「日本ソバ」が「日本ソバ」であっても、「うなぎ」もどきの「うなぎ」が「うなぎ」であっても、「カニ」もどきの「カニ」が「カニ」であっても、「マグロ」もどきの「マグロ」「マグロ」であってもいい。
食べれるだけで幸せなのです。