じじぃの「ベルリンの壁崩壊後、20年」

無料低額宿泊所 提供: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
無料低額宿泊所とは、社会福祉法第2条第3項に規定されている第2種社会福祉事業の第8号にある「生計困難者のために、無料又は低額な料金で、簡易住宅を貸し付け、又は宿泊所その他の施設を利用させる事業」という記述に基づき設置される施設である。
【特徴】
都道府県知事への届け出により開設できる。設置者は民間のNPO団体が多いが、個人でも開設できる。バックに企業がついていることが多い。サービス形態としては、「宿所の提供のみ」、「宿所と食事を提供」、「宿所と食事に加え入所者への相談対応や就労指導」がある。入居者のほとんどは生活保護を受給しており、生活保護受給が前提となっている施設が多い。そのため、利用料(家賃)は施設の規模・設備にかかわらず、生活保護における住宅扶助の最上限額に設定されている施設がほとんどである。近年、東京都内の宿泊所が急増し、平成18年12月1日時点の宿泊所設置数は168ヶ所、定員数は5,174名となっている。野宿生活者(ホームレス)に生活保護を申請させて入所させているケースが多い。

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田勢康弘週刊ニュース新書 11月7日放送 テレビ東京
【番組ホスト】早稲田大学大学院 田勢康弘 【テレビ東京大江麻理子 【ペット】ま〜ご(ねこ)
第1部 冷戦終結20年 世界は?そして日本は?
【ゲスト】作家 堺屋太一
11月9日、米ソ「冷戦」の象徴だったベルリンの壁が崩壊して20年。世界の勢力図が大きく変貌する中、日本は何をしてきたのか。作家の堺屋太一氏をスタジオに迎え、考える。
第2部 スクープ 貧困狙う闇のビジネス
http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsho/
どうでもいい、じじぃの日記。
11/7、テレビ東京田勢康弘週刊ニュース新書』を観た。
大体、こんなことを言っていた。
【第1部 冷戦終結20年 世界は?そして日本は?】
ベルリンの壁が崩壊して20年、日本は何を学び、これからどう変わっていくのか?
(田勢氏)私が手に持っているのは、ベルリンの壁の一部です。ベルリンの壁の崩壊は1989年11月9日に起きました。1989年は昭和天皇崩御されて、平成時代が到来しました。1989年は株価が最高値を記録した年でもありました。そして、1990年、バブルが崩壊しました。
堺屋 1989年は「知価元年」というべき年だった。資本主義、共産主義の時代は「モノづくり」の時代だった。
田勢 平成社会に入ってから、どうも日本にとっていい時代で無くなった。
堺屋 中国、インドが日本の1970〜1980年代の近代工業社会に入った年だった。
田勢 日本と中国の差はどこにあるのだろうか。
堺屋 中国は民主化されていない王朝と思えばいい。中国を西欧的な共産主義の国で見ると間違える。王朝の中で政策を変えている。
10年後の日本はどうなる? 街頭インタビュー
中年女性:(不安そうに)どうなっているのか、分からない。お年寄りを大事にする国になってもらいたいですね。
中年男性:(不安そうに)今のままだと主体性のない、衰退していく国になっていくのではないか。
大江 日本のターニングポイントはいつ、くるのでしょうか。
堺屋 2010年、「モノづくり」でいくと中国と競争することになる。ブランドとか、新しい技術やデザインの知恵の社会に移り、未来に対して楽しいと思えるような社会を作ることが大切だ。
田勢 鳩山政権はブレーキとアクセルを一緒に踏んでいるように見える。
堺屋 将来を見据えた政策を行っていない。子育てとか、その場だけで行っている。
田勢 自民党と違うことだけ、やろうとしているように見える。
堺屋 現実主義と理想主義を同時に進めていかないといけない。
田勢 自民党があんな負け方をしたものだから、国民はしばらく民主党に付き合っていかざるを得ない。
堺屋 知恵社会、楽しみのある社会にしていくことを期待している。
【第2部 スクープ 貧困狙う闇のビジネス】
ホームレスらの生活自立支援を目的とした民間施設「無料低額宿泊所」で入所者の生活保護費を施設側が天引きするなど悪徳な運営が各地で相次いでいる。
月約11万円の生活保護費を受け取るホームレスの人たちが狙われる。
(田勢氏)貧困ビジネスの元凶となっている無料低額宿泊所を再現してみました。大体、3畳ほどの広さでしょうか。テレビがあるだけ、寝るだけの部屋です。
「一日、寝ているだけで3万円あげる」
「寝るところがないんだろう」とさそわれた。
一方で、入所している人。「あのままだったら、死んどったでしょうね」
カメラは名古屋の市役所で生活保護費を受け取る現場に潜入した。
入所者は生活保護費の支給日に市役所に向かうが、市役所のなかで受け取る部屋にいくのは「無料低額宿泊所」の業者だ。彼らは入所者の印鑑をもって市役所から直接生活保護費を受け取る。
行政担当者へレポーターが斬り込む。生活保護費を受け取っているのが本人ではないことは分かっているんしょう。行政担当者。・・・
じじぃの印象
堺屋氏の言っていることはその通りだと思うが、「モノづくり」があって「チエづくり」があるのも事実だ。
ネットで「無料低額宿泊所」をキーに検索してみたら、ホームレスの人の約25%が無料低額宿泊所を利用している。業者がすべて悪い奴らでないのかもしれないが。