じじぃの「日の丸半導体、再構築」

追跡!AtoZ「日の丸半導体 製造業は生き残れるか」 7月25日 NHK
【キャスター】鎌田靖 【リポーター】田中健太郎 【語り】小谷公一
世界同時不況で、かつてない危機にさらされる日本の製造業。今回我々は、不況の影響を最も大きく受けるといわれる半導体産業に注目。世界シェア3位を誇ってきたメーカー・エルピーダメモリに、1月から密着取材を開始した。エルピーダは、日本の半導体産業の復活を目指して、日立製作所NEC三菱電機の事業を統合した、いわば“日の丸”半導体メーカーだ。
しかし、去年の秋以降、デジタル家電の需要が急減。エルピーダはかつてない危機に立たされた。今年3月期の決算は、過去最大の1700億円を超える赤字となった。その中で、生き残りをかけて社長が乗り出したのが、国境を越えた再編。低価格の商品作りに強みをもつ台湾メーカーと組むことにしたのだ。社長は、日本の半導体産業が40年かけて築き上げた技術を駆け引きの材料に交渉を進めた。しかし…「虎の子の技術を海外に渡せない」と社内で反発が高まった。「会社が潰れたらどうにもならないだろう」と再編に突き進む社長。電子立国の象徴である半導体メーカーはどう生き残ろうとしているのか? 半年間の密着取材から、日本メーカーの苦闘する姿を描く。
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/list/090725.html
【経済】半導体業界の生存競争、韓国が優位に 日独台の競合メーカーが「白旗」 2009/02/09
半導体業界の生存競争、韓国が優位に(上)
日独台の競合メーカーが「白旗」
最悪の不振にあえぐ半導体業界が回復の兆しを見せている。日本、ドイツ、台湾の競合メーカーが巨額の累積赤字に耐えられず、相次いで「白旗」を掲げる中、半導体業界の生存競争は最終局面を迎えている。
半導体は新技術で生産が急増すると、供給過剰と価格暴落が起き、激しい生存競争で勝敗が分かれる。この生存競争は米国の若者が互いの車を反対方向から突進させて先にハンドルを切ってよけた憶病者が敗れるゲームになぞらえ、半導体業界の「チキンゲーム」と呼ばれることがある。
今回の生存競争では、メモリー半導体世界3位のエルピーダメモリと5位の独キマンダの体力がまず尽きた。エルピーダは10−12月期(第3四半期)で723億円の最終損失を記録した。損失額は売上高(618億円)を上回るほど最悪の業績だった。同社の坂本幸雄社長は「(生き残りのためには)400億−450億円が必要で、日本政府の公的資金台湾当局による投資などいかなる形式の資金でも歓迎する」と述べた。
http://blog.livedoor.jp/x1000th/archives/721038.html
朝鮮日報より
ハイニックス、中国に半導体合弁会社を設立へ [2009/05/19]
ハイニックス半導体は18日、中国の無錫産業発展集団有限公司とともに中国の江蘇省無錫市半導体後工程の合弁会社を設けると発表した。…
イスラムマネー、韓国にラブコール(上) [2009/06/08]
世界的な金融危機以降、イスラムマネーが韓国に押し寄せている。過去初めてアラブ首長国連邦UAE)のアブダビから約20人の投資使節団が韓国を訪れ、カタールクウェートも韓国への投資意欲を示している。 ソウル市内のホテルで5日、ウリ金融グループがアブダビ投資使節団を招き…

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どうでもいい、じじぃの日記。
7/25、NHK 『追跡!AtoZ』「日の丸半導体 製造業は生き残れるか」を観た。
日本の「高性能・高機能」の半導体が安い韓国の半導体に負けている。日本のエルピーダが大幅な赤字なのに対して韓国のサムスン電子の4〜6月期、営業利益はマイナスからプラスに転じた。
http://www.asahi.com/business/update/0724/TKY200907240365.html
番組の最後に世界の半導体を取り込むパネルが出ていた。これから発展していくであろう中国、インドと日本、韓国、台湾の半導体DRAM)をめぐる勢力図だ。
韓国の半導体をネットで調べてみた。
朝鮮日報に「ハイニックス、中国に半導体合弁会社を設立へ」がある。台湾が中国を取り込んでいるのではなくて、韓国が中国を取り込んでいるのだ。
もともと日本の半導体の製造技術は世界一なのだから、台湾のメーカーを取り込んで作るより、インドとかベトナムなど、まだ半導体のノウハウがないところから一から作ったらどうだろう。
安易なやりかたでは負けるような気がするのだが。
と、どっかのじじぃが言ってました。