じじぃの「未解決ファイル_04_マンモス」

スチュアート・ブランド: 絶滅種再生の夜明けとそれが意味すること 動画 Video on TED.com
http://www.ted.com/talks/lang/ja/stewart_brand_the_dawn_of_de_extinction_are_you_ready.html
全身がほぼ完全な状態で残るマンモス「YUKA」が日本初上陸 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=IgNCMHb39x8
マストドン

生きてるマンモス象が動物園に?クローン計画進行中 (追加) 2014年3月21日 IRORIO
ロシアの国有通信社「RIAノーボスチ」が3月14日に伝えたところによると、昨年、氷の中から見つかったマンモス象の細胞からクローンを作る計画が進行中。
現在、ロシアと韓国の科学者を中心としたチームが、そのマンモス象からDNAを採取中。順調にいけば、採取したDNAを普通の象の卵子(発生初期の細胞)に注入し、子宮の中で育てるという計画。
http://irorio.jp/sophokles/20140321/121895/
マンモス復活計画、日本でも 近大「今年前半にも細胞核移植」 2014/1/1 日本経済新聞
世界中で進む絶滅動物の復活計画。日本でも近畿大学が総勢10人からなる「マンモス復活プロジェクト」を立ち上げ、1万年前に絶滅した巨大な古代動物の復活に力を注いでいる。「今年前半のうちに、マンモスの細胞核移植が実現するかもしれない」。関係者の期待はかつてなく高い。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK3001S_Q3A231C1000000/
BBC地球伝説 「今よみがえる 氷河期の動物たち 3 生存への道」 2014年1月14日 BS朝日
最新の研究と独自の迫力あるCGで氷河期の動物たちの生態を解き明かすシリーズ第3回。 氷河期の動物たちは寒さによって絶滅したと思われがちだが、実際には多くの動物がさまざまな工夫で長く厳しい時代を乗り切っていた。しかし、現代まで生き延びた動物は少ない。生死を分けた違いとは一体何なのか?
マストドンはどうか。骨にはマストドン同士が戦ってついた牙の跡もあった。戦った理由は、ホモ・サピエンスの狩りのせいで群れを支配していた大きなオスの数が減り、その結果若いオスが制御不可能となったため。その結果、繁殖能力のあるオスの数が減っていった。
オオナマケモノの一種シャスタナマケモノも狩りの頻度に繁殖が追いつかずに絶滅した。獲物が減ったサーベルタイガーなど肉食動物も、次第にこの世からいなくなった。
つまり、生き残った動物と絶滅した動物の違いは、繁殖力と環境への適応力の高さにあった。繁殖力の強いヘラジカやバイソンは氷河期を生き延びることができた。そしてまた、イヌやウマなど我々人間の祖先の家畜となった動物も氷河期を乗り越えられたのだ。
http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/na_91_03.html

ドキュメンタリースペシャル 地球からの警告・気候変動 2009年7月12日 BS朝日
現代の地球は気候変動が激しく、温暖化傾向にあり、これから先が懸念されている。未来の気候は過去の気候から予測できると考えられているが、過去6億5000万年、地球は温暖化と寒冷化の繰り返しであった。
6億5000万年前、地球はスノーボールアース(全球凍結)状態だったとされ、2億5000万年前には猛暑により地上の生物の95パーセントが絶滅、5500万年前の気温は現在より11度も高く、北極に熱帯植物が生息し、12万5000年前には氷床が大量に融解したため、海面が現在より6メートルも高かったと言われている。寒冷化の原因にはアルベド効果があり、一方、温暖化の原因は火山の大噴火による温室効果ガスの放出やメタンハイドレートの融解などが上げられる。
ミランコビッチ・サイクルに基づけば、現在の地球は寒冷化の周期に当たっているはずが、その真逆へ向かわせているものは、私たち人間の活動、すなわち温室効果ガス(二酸化炭素)の大量放出である。それを人々に意識させる努力は、2007年のゴア元アメリカ副大統領とIPCCノーベル平和賞受賞という形で広く認知、称賛された。
1万5000年前、急激な気温上昇により、200万年にわたって地上を支配してきた大型哺乳類たちが絶滅。気候変動に適応できた人間が生き残り、世界中にその居住地を拡大する。しかし400年前、ヨーロッパと北アメリカを寒波が襲い、「小氷河時代」が到来。作物が実らず、人々は飢餓に苦しめられるが、のちにこれは太陽活動の低下が原因と判明する。さらに19世紀初頭には、インドネシアのタンボラ山の噴火によって吹き上げられた何百万トンものちりや灰、そして二酸化硫黄の働きが太陽光を遮り、気温は急降下。
現在のアラスカでは、温暖化により永久凍土の融解が進み、蓄積されていた強力な温室効果ガス、メタンが放出され始め、大気中のメタン量の増加が懸念されている。加えて、私たちがこのままの割合で二酸化炭素を放出し続ければ、大気中の二酸化炭素レベルは今世紀中に2倍に膨れあがり、気温は2.2度上がると専門家たちは言う。一部の政治指導者たちは排ガス規制などで対策を講じているが、世界が一致団結しなければ、温暖化は食い止められないだろう。
http://i.bs-asahi.co.jp/global/
「科学の謎」未解決ファイル 日本博学倶楽部 PHP文庫 2008年発行 (一部抜粋しています)
マンモスを絶滅させたのは人間だった?
マンモスは恐竜と並んで太古に存在した生物のなかでも、とくに知名度の高い動物である。人間と同じ頃に出現して絶滅していった巨大動物だけに、人々の興味をかきたてるのだろう。
その実態については、発見されたマンモスの遺体から「ゾウと同じ知能を持っていた」「アジアゾウと同じ祖先をもっていた」などと徐々に明らかになりつつあるが、まだ謎が多い。
なかでも絶滅した理由については、さまざまな説が取りざたされている。
有力な説として、地球の環境が急激に急激に変化したことが挙げられるが、その説も温暖化と寒冷化という正反対の説に分かれている。
前者はマンモスが冷凍保存の形で地中から発見されていること、後者はほかの種が生き残っていることなどの説明がつかず、どちらも確信を得るには至っていない。
また、マンモス絶滅には人間が関与していたのではないかという説もある。
古代人はマンモスを乱獲し、食料としたのはもちろん、住居の骨組みにマンモスの骨を利用したり、牙を加工して道具を利用したのである。ある遺跡からは、一軒の家に95頭分のマンモスの骨が利用されていたという報告もあるという。古代人にとって、マンモスは一番のご馳走であると同時に生活のさまざまな面で欠かせない道具でもあったようだ。こうした乱獲が、マンモスを絶滅へ追いやったのではないかというわけだ。
しかし、この説ではマンモスの絶滅した1万年前頃に、マンモスだけでなくほかの多くの大型哺乳類も絶滅している理由がが説明できない。こうしたことから、人間の乱獲と、なんらかの環境変化の両方がマンモスを絶滅へと追いやったのではないかと考える学者もいる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
7/12、BS朝日 『地球からの警告・気候変動』を観た。
前にブログに「地球の砂漠化と温暖化」を書いた。
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20081214/1229202223
正直言って、二酸化炭素(CO2)で地球が今後どれだけ温暖化されるのか、よく分からないで書いてしまった。
今回の地球温暖化ドキュメンタリを観て二酸化炭素(CO2)、メタンなどでどれだけ温度が上がるかが映像で流され、危機感を持った。まぁ。じじぃが危機感を持ってもしょうがないが・・・
地球温暖化と直接関係ないかもしれないが、約1万5000年前にマンモスが絶滅したのは、人間がマンモスを食ったせいだろうぐらいにしか思っていなかった。
学者が南極やグリーンランドで氷河の深層に向かって掘り出された氷床コアを調べている。氷床コアは堆積物の年縞(年に一枚ずつ縞状に堆積したもの)などが記録されて、気候に関する様々な情報を含んでいる。
氷床コアで約1万5000年前にたった10年で10度気温が上がったことが分かったのだそうだ。
その当時、気候変動の要因として、地球の公転軌道軸に急激な変化があったとする説、もう一つはすい星の衝突したとする説が考えられている。
恐竜の絶滅に隕石衝突説・すい星衝突説がある。マンモスもすい星が衝突して急激な気候変動で滅びてしまったのではないかと考えられているのだ。このすい星衝突説でマンモスを含む大型哺乳類がすべて絶滅してしまったのも説明がつく。今、学者がすい星が地球に衝突した痕跡を探しているのだそうだ。
番組の最後でアラスカが出てくる。永久凍土であったところが緑地になっている。永久凍土はメタンを含み、氷が溶けるとメタンが放出され温暖化する。
湖で船の上から湖に向かって棒を差し込み、掻きまわすとブクブクと泡が出てくる。これにライターで火をつけるとメラメラと燃える。
気候変動のシュミレーションがコンピュータで正確に予測できるようになった。
このままでいくと、今世紀中に二酸化炭素(CO2)が2倍に、気温が2.2度上昇し、海面が1.2メートル上昇するのだそうだ。