じじぃの3月24日の日記

益々お元気のご様子。なによりのことと存じます。
今日(3月21日)引越しのお葉書いただきました。
写真をみますと大変立派な住宅のようです。
おめでとうございます。
しかしまた、東京中心部よりだいぶ遠くに移られたのですね。近くの成東は私の同級の石川さんの実家があり、昔一度遊びに行ったことがことがあります。
まぁ。今度は東金でのんびりと余生を送るわけですね。
私はのどに病気が残っていて、これから放射線での治療になると思います。今も家でぶらぶらしています。
ではお元気で。おく様によろしくお伝えください。

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文藝春秋 四月号(3月10日発売) (一部抜粋しています)
タイトル:78歳、四度目のがん手術を受け−再発と闘う医師の提言 竹中文良(ジャパン・ウエルネス理事長)
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この20年でがん医療のありかたは大きく変化した。昔は、病巣を含め周辺のリンパ節をいかに広範に取り除くかが完全な治癒に結びつくという考え方が主流だったが、今は最小限ですませるべきだと考えられている。
また、情報公開によって医師主導の医療から患者主体の医療への転換が進んだ。2006年に政府は「がん対策基本法」を制定し、がん医療の質の向上、予防検診の受診率の向上、緩和ケアの充実などの課題を設け、患者がそれに応じられるような体制を作ろうとしている。
一方で、医師と治療法さえ優れていればどんながんも必ずよくなるかのような情報も氾濫している。患者側の主張が大きく取り上げられ、経過が悪いのは医療者の責任だとする傾向が強い。なにもかも医者に任せろというつもりはないが、専門家に委ねるべき領分にまで患者が入り込んで、悩み苦しむのはあまり懸命ではないだろう。
先日、癌研有明病院の武藤徹一郎名誉院長がこんな話をされていた。
「がんの手術には3種類あります。乳がんや大腸がんは、ある程度腕が保障された外科医なら誰でもまず大丈夫です。肝臓がんや食道がんは外科医を選ぶことが大切です。そして、膀胱がんのように誰に頼んでも予後が極めて厳しいものもあるのです」
主治医や治療法を選択することは、高齢の患者さんにとっては、人生終盤をいかに過ごすかを決めることになる。難題だし、迷いも生じるだろう。

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<微聞積聞>理論と観測 一致する喜び 佐藤勝彦さん 東京大教授(宇宙論) 2009年3月24日 科学(CHUNICHI Web)
インフレーション理論などで宇宙論に大きな影響を与えてきた東京大の佐藤勝彦教授が3月末で定年を迎える。退官を前に約40年に及ぶ宇宙論の研究について振り返ってもらった。 (永井理)
−研究生活で印象深かったことは。
観測手段が進んで、ちょうどうまく理論が確かめられたこと。助手時代に超新星爆発のときニュートリノが十数秒間にわたって放出されることを理論的に予想しました。私が東大に赴任して五年後の1987年、同僚の小柴昌俊さんがカミオカンデ超新星爆発をとらえた。そのニュートリノは十数秒間にわたり観測されたのです。
−インフレーション宇宙の理論も観測と一致しました。
その後、米国のCOBE衛星やWMAP衛星が宇宙背景放射を観測しました。観測された背景放射の強弱のパターンを分析すると、全部の値がインフレーション宇宙の理論の予測と驚くほどぴったりと一致したのです。物理学ってすごいなあと本当に感激しました。
−宇宙は膨張を続けていますが、将来はどうなるのでしょう。
いまのまま膨張すれば星はどんどん遠ざかり、1000億年後には私たちの銀河以外の星は見えなくなってしまうでしょう。相転移という現象が起きて、膨張の源になっている真空のエネルギーがなくなると、収縮に変わり宇宙全体が一点に縮むビッグクランチが起こるかもしれません。ただ、今の理論では、どうなるかは分かりません。
−どのぐらい宇宙を理解できましたか。
研究を始めたころ分かっていたのは銀河が集まった銀河団と、それが集まった超銀河団があることぐらい。宇宙背景放射もないと言われていた。それに比べると、膨張の様子などかなりのことが言えるようになった。22世紀に『100年前の人も、いいところいってるじゃないか』と言ってもらえると思っています。
−宇宙人が来て「一つだけ質問していいよ」と言ったら?
欲張りなので二つお願いします。宇宙が無からどう誕生したのか、終わりはどうなるのか、やはりそれが聞きたいですね。
1945年香川県生まれ。京都大卒後、同大助手、北欧理論物理学研究所などをへて東京大教授。宇宙が猛烈に膨張してビッグバンに至る指数関数的膨張宇宙(インフレーション宇宙)の理論などで世界的に知られる。4月から明星大と数物連携宇宙研究機構で研究を続ける。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2009032402000130.html
爆笑問題のニッポンの教養スペシャル:『ニッポン チャチャチャ』 2009年3月24日 NHK
爆笑問題が「ニッポンの教養」に挑み続けて2年。番組ではあらゆるジャンルの様々なテーマが議論されてきた。その語りの中で時に真正面から、時に裏テーマとして論じられてきたテーマがある。それは文理を問わず、彼ら研究者が避けて通れない共通の土台。すなわちー「日本」とは何か。「日本人」とはなにか?だが、2009年現在「日本」の姿はまだ見えていない。さまざまな知が提示する日本の姿はモザイクのままだ。そこで、今回「爆笑問題のニッポンの教養」が曖昧模糊とした「日本」を定義する。歴史学政治学言語学、免疫学、それぞれの視点から見た今現在の日本はどんな形をしているのか。普段交わることのない異分野の学者たちが意見を戦わせ、化学変化を起こし、どんな「2009年日本の定義」が生まれるのか。番組が導き出す未知なる答えは、未来への第一歩を歩みだす糧となるはずだ!
川勝平太(比較経済史)●姜尚中(政治学)●近藤一博(ウィルス学)●斎藤成也(人類学)●田中克彦(社会言語学)●山口仲美(日本語学)
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090324.html
どうでもいい、じじぃの日記。
まだ、インターネットと接続できていない。インターネット・カフェでこれを書いている。
千葉県の東金市に移って15日目である。
朝から落ち着かない。
たぶん、侍ジャパンは韓国に勝つだろう。
しかし、韓国がベネズエラとやった試合、強烈だったなぁ。試合が終わった後、マウンドに韓国の旗を立ててやがる。
TBSテレビで10時からWBC、日本ー韓国戦をずっと見る。
9回裏、韓国が3-3に追いつきたときは心臓がドキドキした。これでヒットすれば一巻の終わりだ。韓国の旗など見たくない。
延長戦でイチローのヒットで勝った。よかったなぁ。
後で、選手たちがシャンパンかけをしていたのを見て、こっちまで嬉しくなって涙が出てしまった。
話変わって
24日の東京新聞佐藤勝彦さんの東京大退官の記事「理論と観測 一致する喜び」が載っている。
約5年前、佐藤勝彦著『宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった』の本を読んだ。
新聞記事の中に「小柴昌俊さんがカミオカンデ超新星爆発をとらえた。そのニュートリノは十数秒間にわたり観測されたのです。
−インフレーション宇宙の理論も観測と一致しました」がある。
インフレーション理論を提唱したのも、小柴さんがノーベル賞対象になった超新星爆発によるニュートリノの理論を予言したのも佐藤勝彦さんだった。
夕方、郵便ポストを覗いたら、学生時代お世話になった先輩から葉書がきていた。
食道がんだという。少し、心配である。
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20090119/1232313203
夕飯を食ったあと、爆笑問題の「爆問学問スペシャル」を見るために、3時間ほど寝る。
NHK 総合テレビ「爆問学問スペシャル」を見た。
「ニッポン チャチャチャ」と題して、各分野の先生を招いてのニッポン議論。
後でこのブログに書き込むために一生懸命、メモを取る。
【テーマ 古典的日本文化、敗戦したニッポン】
日本を読み解く物 -- 醤油、酢は江戸時代に日本人が作り出した。
山口仲美 日本のコミックの漫画に出てくる擬音、擬態語は他の国の漫画には出てこない。
姜尚中 タマネギ、実があるわけではない。何もないもののまわりに足していく。
近藤一博 注射、はしかの注射が義務になっていない。日本だけでまぁまぁいいか。という社会。
斎藤成也 茶碗の白色はただの白じゃない。絵を描いているようだが、実は脇役の白を表現している。(米汁の白)
【テーマ 世界の中でニッポン、アメリカ民主主義とニッポン】
田中克彦 戦争に負けてから、心理的に今も占領状態が続いている。戦争に負けたとき、学校で教わる教科書に墨を塗る。
水の美しさが日本。
アニメで漫画に出てくるキャラクタは皆かわいい。ピカチュー、清少納言の歌に「小さきものは、みなうつくし」がある。縮み志向が日本の特色。
日本人は草を食べる、肉とパンの文明に負けた。どこかで肉とパンの文明にかなわないと思いこんでいる。
一番、信じられるのが宗教から科学に変わった。しかし、今度の金融危機アメリカ人も科学を疑い出した。
太田 アメリカのジョウクは大味で笑いの中に日本人のワビ、サビがない。
【テーマ 今までの歴史を受け継いだニッポン、今を生きる僕らのニッポン】
今、日本はとてもいいところにきている。
とか、言ってました。