歴史にifが無いことは分かっているが

どうでもいい、じじぃの日記。

歴史にifが無いことは分かっているが。
昭和16年12月8日(1941年)
「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」。
ルーズベルト大統領の親電が翻訳され天皇の手に渡ったのは昭和16年12月8日午前3時過ぎ、真珠湾攻撃の30分前であった。
ワシントンの日本大使館アメリカ側に「国交断絶通告」--「宣戦布告」を届けたのは、真珠湾攻撃から30分後だった。
ずいぶん、昔になるが柳田邦夫の『マリコ』を読んだ。日本人外交官・寺崎英成の娘マリコ真珠湾攻撃の暗号に使われた。
寺崎英成が日本とアメリカの戦争をなるべく回避しようと頑張っていたことを書いた本だった。
ルーズベルト大統領の親電が真珠湾攻撃の1日前に天皇に渡っていたら・・・
あの時、真珠湾攻撃が後1時間遅れていたら・・・

大接戦となった2000年の「ブッシュVSゴア」の大統領選はフロリダ州での票数で決まることになっていた。
結果はブッシュが勝ち、アメリカの大統領になった。
後の票数の数え直しでゴアが勝っていたことが分かった。
あの時、票数の数え直しがブッシュが決まる前に行われていたら・・・
話変わって
2007年、ノーベル平和賞地球温暖化問題に取り組んでいるゴア前米副大統領に送られた。
2008年、アメリカの新大統領にオバマが決まった。
オバマは大統領選挙中にゴアを地球温暖化担当の重要ポストに迎える方針を明らかにしていた。
経済評論家伊藤洋一氏の「危機後のアメリカ」から

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アメリカは次に何を産業の柱にするか」という問題。
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農業は今後も強いだろう。
広い国土、バイオ技術。
しかし農業とサービス、それに観光では3億人を養うには弱い。
予想外に思われる人もいるかもしれないが、
オバマの経済政策を見るとブッシュ時代に無視されていた環境産業を柱にするのではないか。
と予想する。
これは世界にとっても良いことだ。
何せ今の地球環境で一番問題なのはアメリカと中国なのだ。
日本も競争意識を持ちながらアメリカの環境大国化を後押しすべきだろう。

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オバマの世界戦略が少し見えてきた。